いたいけな弟子と魔導師さま【SS付き電子限定版】

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投稿者：A　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

魔法によって赤ん坊から本来の姿の１７歳まで、感情によって変わってしまう主人公リシャール。
世継ぎの王子でありながら、無実の罪で魔物が住むとされる森へ追放されてしまいます。
そこで出会った魔法使いギスランに弟子入りし、新たな人生を歩んで行く物語です。
主人公がかわいらしい美少年で、最初は臆病だったものの、ギスランのもとで生来の素直さはそのままに心身ともに成長していく姿にグッときます。
師匠である魔法使いギスランはとても強く飄々としつつも心優しく、後半はリシャールがかわいくて仕方がない様子。
そしてギスランも美男なのです。師弟そろって美形！
動物とも会話ができ、妖精、ユニコーンにドラゴンと、魔法の世界観が描かれているほか、王子として生まれたがゆえの、祖国を救うお話へも発展し、まさに王道ファンタジーを楽しめました。

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

なんちゃってファンタジーじゃなくてファンタジーとしても十分な出来だと思うし、捨てられ魔法使いの弟子になるのは王女じゃなく王子じゃなきゃダメだった思う。
幼児を可愛がるのは別におかしなことじゃないけれど、その幼児が大きくなって少女になりまた幼児になったりでは別の意味がありそうで男の子で良かったと思わざるを得ない。
まぁどちみち手を出しちゃうんだけれど、それでもイメージが・・・。
今まで読んだ中で多分一番の年の差カプだけれど、きっとドラゴンや妖精や動物たちとずっと幸せに暮らすと思うとこちらまで幸せな気持ちになれる話だった。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

樹海に追放された王子のリシャールは魔導師のギスランに助けられ弟子にしてもらい暮らすことに。リシャールは幼児になったり少年になったり変わるのも面白いです。
ギスランを慕うも、軽くてエロいながら甘い態度はしてもすぐには手は出さなく、切なさもありつつ、後半かなり甘々です。いちおう手を出す時は17歳なので若いですけどファンタジーなのでそれなりかと。師匠214歳でかなりな年の差ですけど。
魔法使いや妖精やドラゴンが出てきたり、ファンタジーな要素満載で、故国が危機に陥ってたりとハラハラもあります。境遇やらなんやら暗い部分はあるのですがあまり重い感じなく楽しめるかなと思います。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

魔法使いの話は、苦手なのですけど、表紙絵が素敵なので、惹かれて選んでしまった。

どうしてなのか、実父が、後妻と密通不貞を働いたという罪で、先妻との間に生まれた息子リシャール。
弁解を許されず、牢に入れられ、樹海へ手足を枷にくくって捨てられる。誰も助けてくれなかった。
死を覚悟して樹海で泣いていたら、老木の精が願い事をかなえてくれる。
願いは、「死を怖いと感じない幼児になりたい」
幼児になると、縛っていた縄が緩んで抜け出すことができる。
裸でいたら、怪物が襲ってきて、ユニコーンに助けてもらって出会ったのが、魔導士。
リシャールの生母は魔法使い。母の形見は赤い石のペンダント。
リシャールには、抜群の魔法の才が有った。
魔導士の家で、本を見ながら魔法を独学で学ぶ。
リシャールは、怖いと幼児に退行する。Hな場面を見ると成長して大きくなる。変な魔法がかかっているリシャール。

少しHでずぼらだけど、いじわるじゃない美男子の魔導士ギズランの弟子になり、
ファンドランドに招かれて、国難を魔導士の弟子として対峙する物語。

ふわふわしたスポンジケーキのようなおとぎ話でした。甘い。
絵が素敵だった。
この類は苦手。挿絵が無ければ読了できなかったと思う。yocoさんの絵は、ホントに素敵。

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投稿者：きたさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何があった？と出だしを読んでたが老木から幼児化、ユニコーンときたら「うん、ファンタジーだ」と理解した。
ファンタジーにあまり馴染みのない私はこの作品でも登場人物(？)の名前に一々躓きながら読み進めました。イラストが綺麗でファンタジー作品にぴったりでした。ファンタジーＢＬがお好きな方はどうぞ。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小さくなったり大きくなったり、リシャールが可愛い！
めちゃくちゃ可愛いっ。
そして欲求に忠実なギスランはよい、ウケる。
美しいものは性別を超える……200年位生きたら、そうなるのかなぁ。
と、ほのぼのな人物描写とは反対に、内容は結構殺伐として容赦が無い感じがしました。
図々しいにも程がある、もと家臣の願いも、受け入れる器があるのは王子だから？
モヤっとしたものの。
最後のベイビー・リシャールが可愛いかったから、ま、いっか。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

剣と魔法、ドラゴン、精霊とファンタジー要素がてんこ盛りの作品です。

森に棲むイケメンの魔法使い（215歳！）攻め、国を追われ臆病な受け（17歳）。両視点。

冤罪により受けは魔物がいる樹海に捨てられ、死への恐怖から老木にお願いして5歳児にしてもらいます。そんな受けを攻めが保護することになり、なんだかんだで弟子入りすることに。

実は受けには不思議な力があって、魔法を使いこなせるようになりドラゴンと契約したりと、魔法使いの弟子としてメキメキと力をつけます。

師匠である攻めとの関係は焦ったく、受けが気持ちの面で不安になると赤ちゃんから若者へと変化するので、もどかしかったです。

そんなある日、受けの国にピンチが・・・受けは自分を追い出した国をどうするのか、攻めは師匠としてどうするのかーーー。

yoco先生のイラストがとても素敵です。受けがもともと美貌の王子様なので、若者姿の時はまるでご褒美でした（笑）。

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投稿者：さなにょろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

恐怖を感じなくなりたいという理由で五歳児になった主人公。
その設定が迷走してた気がします。
私の読解力の問題かもしれませんが。

見かけだけが幼児なのか、
口調も思考も幼児なのか。
その辺があやふやでした。

リアルタイムでは無いものの「ふしぎなメルモ」を知っている、昭和世代の感想でした。