存在と時間II
存在論は古代中世以来、ヨーロッパ哲学の根本課題であった。ハイデガーはこの伝統を新たに取り上げ直し、存在の根底を見つめ、生存の基底を直視し、実存の深みを見定めようとする。
存在と時間II
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20世紀を代表するドイツの哲学者ハイデッガー氏の代表作の第2巻です!
2020/07/13 11:07
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は20世紀を代表するドイツの哲学者マルティン・ハイデッガー氏の代表作です。同書は、解釈学と現象学の方法によって「何かが存在するとはどういうことか」というアリストテレス『形而上学』以来の問題に新たに挑んだ著作ですが、実際に出版された部分は序論に記された執筆計画全体のなかでは約3分の1のところまでです。『存在と時間』は実存主義や構造主義、ポスト構造主義など20世紀の哲学思想にきわめて広範な影響を与えた書物です。原書の構成は「1 存在の意味の問い」、「2 存在論の歴史の解体」、「3 方法論としての現象学」、「4 現存在の基礎分析」、「5 現存在と時間性」となっています。中公クラシックスでは3巻シリーズで刊行されており、同巻はちょうどその2巻目にあたり、現象学的解釈学の方法によって「現存在」の存在の意味と真相が暴かれます。