- 販売開始日: 2019/01/22
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-514321-6
鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
著者 片山 杜秀
「クラシック音楽」で読む日本の近現代100年。山田耕筰、伊福部昭、黛敏郎、三善晃――。怒濤の近現代を生きた音楽家の作品を辿りながら、この国の歩みに迫り、暴き、吠える。鬼才...
鬼子の歌 偏愛音楽的日本近現代史
01/02まで通常3,344円
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商品説明
「クラシック音楽」で読む日本の近現代100年。山田耕筰、伊福部昭、黛敏郎、三善晃――。怒濤の近現代を生きた音楽家の作品を辿りながら、この国の歩みに迫り、暴き、吠える。鬼才の本気に刮目せよ! ある時は西洋列強に文明国と認められるため。ある時は戦時中の国民を奮闘させるため。きわめて政治的で社会的で実用的な面がある「音楽」。政治思想史家にして音楽評論家である著者が、14の名曲から近現代史を解説する。
目次
- 前口上
- 第1章 三善晃のオペラ『遠い帆』
- 第2章 伊福部昭の『ゴジラ』
- 第3章 山田耕筰のオペラ『黒船』
- 第4章 尾高尚忠の交響曲第一番
- 第5章 別宮貞雄のオペラ『有間皇子』
- 第6章 諸井三郎のピアノ協奏曲第二番
- 第7章 早坂文雄の『左方の舞と右方の舞』
- 第8章 深井史郎の交響的映像『ジャワの唄声』
- 第9章 山田一雄の『おほむたから』
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日本の現代音楽の巨匠たち
2024/08/22 12:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:んだほ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前から今日に至るまで、主要な日本の現代音楽の巨匠とその作品について書かれている。本を読みながら、紹介されている作品を聴くことをおすすめします。YouTubeでも聴ける曲が多いです。
まだ語り尽くしていない。
2019/06/26 15:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クラッシック音楽に使われる楽器や有名な奏者、作曲家を見回せば、日本ではなくヨーロッパを中心にして発展してきた音楽体系であるのは明白。そのクラッシック音楽を我が物しようと、そして日本の風土や言葉、音感に合わせて創り上げようと努力してきた人たちがいる。
ほかの分野の芸術で世界に認められた日本人がいるように、クラッシック音楽の作曲家でも当然いる。ただ、本場は日本ではないとか、知名度がそれほどでもとかで、少し寂しい。
音楽評論家である片山杜秀が山田耕筰から始まる、日本クラッシック音楽の作曲にまつわる話を縦横無尽に語る語る。しかし、これだけの厚さの本になりながら語り尽くされた感がない。
まだまだ筆者は語りたいようだ。