怪談のテープ起こし
著者 三津田信三
自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。それを集めて記事にしないか? 編集者時代の三津田に企画を提案したライターが突然失踪。後日、三津田の元に届いた1本のテープに...
怪談のテープ起こし
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商品説明
自殺する間際にメッセージを録音して残す人がいる。それを集めて記事にしないか? 編集者時代の三津田に企画を提案したライターが突然失踪。後日、三津田の元に届いた1本のテープには何が。カセットやMDに録音された体験談に材を取った6つの怪異譚と、それらを連載し本になるまでの、担当編集者との裏話的なエピソードから成る作品集。この物語を読むあなたは恐怖を「体感」することになる。
目次
- 序章/死人のテープ起こし/留守番の夜/幕間(一)/集まった四人/屍と寝るな/幕間(二)/黄雨女/すれちがうもの/終章
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幕間まで怖い短編集
2019/02/21 03:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
6作のホラー短編。どれも怖かったです。それぞれが独立した話であるものの、それを間に『幕間』の話を入れることで見事につないでいて、これがまた怖かったです。短編の中でも怖かったのがやはり『死人のテープ起こし』と最後の『すれちがうもの』の怖さは秀逸。特に『すれちがうもの』は怖過ぎて鳥肌が立ちました。いやー期待どおりで、ほんとに良かったです。
ホラーが好き、と言って
2019/08/31 09:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
すみませんでした、という感じ。
怖すぎます・・・
夜中、雨の日、一人の時に読むのはおすすめしません。
夜には読まない方が良いYO!
2019/06/27 23:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
無茶苦茶怖いので、そういうのが読みたい人にオススメ。今までの作者シリーズとは違って、実話怪談風なせいで現実と虚構の境界が曖昧になってかなり怖い。いや収録されてる話も怖いのですが。特に「すれちがうもの」がひえってなりました。あと同時期に後から出た「黒面の狐」の方を先に読んじゃったんですが、そっちのメイキング的な話が出てくるのと、作者の執筆状況が把握できて、そちら的にも面白かったです。しかし「渋谷の西武に入っている紅茶専門の喫茶店」は自分も愛用していたんですが(紅茶の美味しいお店認定証があったはず)、無くなっちゃったんですよね…。そしてその後にできたお店もなくなって、次の次くらいのお店になっていたり…(でも相変わらず打ち合わせには便利)。
ちなみに文庫本だと終章に加筆されているんだけど、「高いし場所を取るのもわかるけど、単行本が売れないと文庫化もしないし作家さんも次が出せなくて廃業になるよ」ってところはホントにサーセンってなりますね…(そっと目をそらしながら)
おすすめ実話怪談です!
2019/03/23 00:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だっくす - この投稿者のレビュー一覧を見る
三津田先生の『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』が好きで、こちらの『怪談のテープ起こし』も拝読しました。相変わらず「自分の身にも起こりそう」と思わされてしまう怖さ……!文庫化にあたって加筆されたという部分も秀逸。実話怪談好きの方はぜひ読んでください。