人は獣の恋を知らない

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投稿者：yun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この拗らせまくったヒーローの重たい愛情がまさにソーニャという感じでたまりません
ヒロインも流されっぱなしの子ではなく、状況を考え、自分の意思で行動できる子で、読んでいて好感しかありませんでした

ヒーローの超人的な力の意味はなんなのか、はっきりとは語られていなかったけど、これはいわゆるリミッターが外すことの出来るという状況なのかなぁと…
常人なら本能的にストップをかけてしまうところで、アクセルを踏抜くことのできるキャラなのかな
その理由がヒロイン(と彼女の兄)という限定的なあたりも閉鎖的な愛を感じてすごく良かったです

レーベルお約束(？)のRシーンも、献身的であったヒーローの独占欲を惜しみなく見せてくれて、大満足でした…！

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投稿者：ちょこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ヒーローもヒロインも好感持てました。
スピンオフのほうも購入したいと思いました。

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投稿者：(o´ω`o)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

あらすじも読まずに読みだしたので、最初はどうやってヒーローと近づくのか気になったけど…怪我かよ…ヒロインが不憫だけどそれによって初恋の人と結婚できるってのが凄い。ヒーローの口調がやたら丁寧なのも良かった。
乳母がアレだった。乳母、味方だと思ってたのに、裏切られたわ。なかなか狂ってた。

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

年若い兄王のため政略結婚することになった妹姫は、兄の腹心へ抱く恋を諦めようとした。
しかし婚約式で大怪我を負い、駒としての価値がなくなったことで恋する相手と結婚することに。
期待した結婚生活は夫婦というより主従で、忠誠心から結婚しただけで愛されてはいないのだと苦悩する。
一方夫となった男は、育ちの境遇から自分は獣が人らしく装っているだけだと認識していて、彼女への複雑怪奇な感情を上手く制御できず罪悪感を抱く。
義務や責務より恋を掴んでしまった心優しい姫様と、彼女の前で人でいたいのに甘やかされて喜んでしまう獣の話。

めちゃくちゃ設定がエグくてえげつなくてエモかった……。
すれ違い的な切なさや葛藤はそれほど長くなくて傷つきすぎない良い塩梅だったし、ヒーローが隠してきた闇の部分が暴かれた時に怯えるんじゃなくて喜んでしまえる闇深いヒロインがエモエモのエモでしたわ。
謎に目の色が変わる設定も美味しい！
でもこのヒーローを『獣』ってほど獣かな？
物理的に殺したり能力的に人外なところは置いといて、自分の欲望や願望のために、誰かを傷つける言葉や行動を放っちゃうのは誰しもやっちゃうことなのでは。
いや、それに対する後悔や罪悪感がないとこが獣なのか？？
ヒーローとは違った意味で合理主義の人外っぽい兄王が何考えてたのかも気になるからスピンオフも読みたい。

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投稿者：すう　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

壊れたヒーローと言っても無茶苦茶に歪んでるのではなくて正義のためのこのくらいの歪みは物語として全然苦しくなく読めました。むしろヒロインはヒーローにここまで愛されてて羨ましい限り。どちらもとてつもなく美しい容姿をもったお互いを一途に愛し合う素敵なカップルでした。ただ表紙のの二人はとても美しいのに、挿絵はちょっと子供っぽくてそれだけが残念でした。

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投稿者：SWW　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。
ヒーローの言動が紳士的なままなのに
次第に抑圧された感情が次第に露呈するのが狂気を孕んだ純愛に見える描き方。
周囲が自分の中の狂気をそれと気づかず露わにする中、
自分の狂気を自覚して自身の獣を抑圧するヒーローが次第に恋慕に溺れていく様子も違和感なかった。

ヒロインの浅慮さがあったが、それをヒロインが自覚してたのは良かったと思う。

濡れ場も物語に馴染んでいて読みやすかった。

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投稿者：まかゆら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレありです。

ソーニャらしいなかなかに病んだヒーローで、良かったです。
……というか、兄王以外ほぼ病んでいるような？
ヒロインもヒーローに感化されていくのか、それとも元の素質なのか、最後らへんはヤンデレ予備軍に見事昇格しています。
とりあえず、両片思い。
どちらも一途にお互いが好きで、大切に思ってますので、ある意味安心して読めました。