- 販売開始日： 2019/03/30
- 出版社： KADOKAWA
- ISBN：978-4-04-735581-1
交通事故で頭を強打したらどうなるか？
著者 著:大和 ハジメ
ある日、病院で「目を覚ました」作者。交通事故で頭を強打した後、約１ヶ月の間に行った「記憶にない」行動の数々。そして目を覚ました後に身に降りかかった「後遺症」。リハビリを経...
交通事故で頭を強打したらどうなるか？
商品説明
ある日、病院で「目を覚ました」作者。
交通事故で頭を強打した後、約１ヶ月の間に行った「記憶にない」行動の数々。
そして目を覚ました後に身に降りかかった「後遺症」。
リハビリを経て、社会復帰を試みる作者に立ちはだかる壁。
事故で障がいを抱えた作者の体験を赤裸々に綴った、衝撃の実録漫画!!
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知らない世界を知る実録漫画
2019/10/07 13:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：むら - この投稿者のレビュー一覧を見る
交通事故で頭を強打し、高次脳機能障害を負って目覚めた著者の実録漫画。ウェブ掲載時代、途中から更新リアルタイムで読んでいて、コメントも送ったりしていたので、本として刊行されて喜ばしいです。
絵も障害の影響で決してなめらかではありませんが、漫画の内容ともども真に迫っています。なかなか当事者の人が自身で感覚を表現したものを読む機会がないので、貴重な作品だと思います。
すごく前向き
2019/05/27 20:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：伝奇羊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
頭を強打して高次脳機能障害に見舞われるというのはどういうことなのか、また本人がどう感じるのかが描かれていて、引き込まれてしまいました。とりわけ感動したのは、作者が絶望しかけながらもあくまで前向きに地道に回復へ向け頑張るところ。元々の性格だったのか頑張り方がとても論理的です。
しかしながら、前向きだったり論理的だったりするのも脳機能の一部。運悪くそういう機能まで損なわれてしまった場合はどうなってしまうんだろう、と考えると空恐ろしくなります。
上手くはないし地味だが読むと面白い。
2019/05/27 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：y0a - この投稿者のレビュー一覧を見る
決して上手な絵ではないが、自分の体験を表現する力は十分あり、とても興味深い内容だった。
個人的に参考になったのは、
・意識が戻ってくるという現象は、ふつう目が覚めるように戻るとイメージするのだろうが、このマンガを読んで、全く違う目覚め方があるのだと知ったことと、それがどういうことなのか本人の主観から理解できたこと。
・障碍を改善していくために、学校や仕事などあらゆることを利用した著者の姿勢も立派だが、その具体的な方針の立て方。
この２点が、さすが体験した人の作品と思わせた。
