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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人となっても知らないことが多いことに気づかされる一般常識を教えてくれる第二弾の本。優しく丁寧に教えてくれる。時代が進んでも色褪せない。
読みやすく分かりやすい
2021/10/21 23:58
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
1巻は普遍的なテーマが多かったが、2巻は現在寄りのテーマが多く、それらを分かりやすく解説してくれるので、読みやすかった。
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の世界や日本について、基本的な見方がわかりやすく解説されていて、よかったです。簡単な言葉で説明されています。
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
どの本よりも分かりやすくて、簡潔に説明されているので長々と、難しい話が続くわけではないので、読みやすい。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作も読み素晴らしかったですが、今回も本当に素晴らしかったです。なによりも、めちゃくちゃわかりやすかったです。
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前作が面白かったので購入。
著者のこの手の本は毎回時事ニュースを深く知るために読んでいるが、毎回きちんと本代以上の価値になっていると思わせる内容となっている。
おそらく、これからも購入し続けていくのだろう。
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AIとビッグデータ。
地政学
マネー
ポピュリズム
日本国憲法
AIの話にダンブラウンのオリジンの話が出てきました。最近、読んだばかりでしたので、親近感が湧きました。小説では万能なAIが登場しましたが、現実はそこまでではない。しかし、特化型AIは目覚ましく発展して、一部のひとの仕事がなくなりつつある。
トランプ大統領とユダヤ教。そして中東情勢に触れ、大国の思惑や身勝手さ。ポピュリズムの怖さ。また日本国憲法が決して、アメリカから一方的に押し付けられたものではないことが、発見でした。
一方的な見方は偏見を生む。だからこそ、知識や教養を身に付けて、バランス感覚を磨くことって大切だと感じました。
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2019.6th
トピックとしては「知らないと恥をかく」シリーズ(以下「シリーズ」)と大差ない感じでした。
AIや仮想通貨など近年ホットなトピックとシリーズでも毎回取り上げられている世界情勢(トランプ、ブレグジット、中東、パレスチナ、中国など)それと憲法について取り上げられています。
世界情勢については「民族」の性質が「想像の共同体」と定義されていたり、地政学やポピュリズムなどの視点から整理されていたりして、シリーズとは構成が若干違いますね。
前作はリベラルアーツを解説するというコンセプトで作られていたので、シリーズとは違った面白い本だったのですが、今回はシリーズの復習?角度を変えて説明してみました?くらいの位置付けなので、シリーズ読者には特にオススメはしないかな。
勉強にはなりますけどね(^^)
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毎度のことながら分かりやすい内容。
AIとビッグデータ、キャッシュレス社会と仮想通貨、
想像の共同体、地政学、ポピュリズム、日本国憲法
の6つの事柄について書かれているが、
そのどれについても最後は1人1人が
全てを知った上でどうやっていくかを
考えて生きていかなければならない。
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今回の内容は、AIとビックデータ、キャッシュレスなど、日本はだいぶ遅れているみたいですが、これから大きな変化がありそうな話題から入ってます。
その後、私の苦手な、民族関係の話題があり、地政学の話はなかなか良かったです。
そして、1番我々が常に気をつけていなければならないポピュリズムから日本憲法のはなしになりますが、今回も分かりやすく解説されていて色々参考になりました。
以下に本文から気に留めたフレーズを記しておきます。
気になった人は本書を読んでみて下さい。
・場所が変われば見方も変わる。
頭では理解しているつもりでも、私たちは気づかぬうちに偏った見方に陥っている事がしばしばある。
知識を深めていくと、こうした一面的な見方を相対化することを身に付けることができる。
・AI登場後はこれまで以上にデータが価値を持つ時代になってます。
データの扱いに盲点があるのならば、その影響力もはかりしれない。
・現在の中国はキャッシュレス社会になっている。
なんでもアリババの、アリペイで決済する。
その膨大なデータがアリババに蓄積されるが、アリババの創業者である馬雲氏が中国共産党であるため、データは全て中国共産党に蓄積されている。
中国では現在、顔認識ソフトによる監視が行われており、コンサートの入り口などでカメラが設置され、指名手配犯などが何人も捕まっている。
また、顔認識ソフトを使った無人コンビニが実用化されていたり、音声だけで人物を特定できるソフトの研究も進んでいるので、電話で名乗らなくても人物が特定できてしまう。
・AIの分析結果を無反省に受け入れるのは非常に危険なこと。
アルゴリズムをプログラムする人の中には、社会的な常識が欠落している人がいる可能性もあります。
世間の人々の思いが理解できないデータサイエンティストが作ったアルゴリズムによって社会が大きな影響を受けることにもなりかねない。
・地理は、政治、歴史、文化と密接に結びついています。
地政学のような地理的思考は、世界情勢を読み解くための必須の教養といってもいいのです。
・直接投票というと、極めて民主的な選び方だと思ってしまう。
しかし、国民投票は、民主主義が内に抱えるポピュラリズムという危うさを増幅してしまう危険性がある。
・立憲主義の精神に反する自民党改正案
第百二条
すべての国民は、この憲法を尊重しなければならない。
憲法は国民が権力者に対して守るように命令するものであるというのが立憲主義の精神ですから、国民に憲法を守らせるのは本末転倒です。
多くの憲法学者から立憲主義を理解していないと批判がでました。
・ただし日本国憲法には、国民の三大義務が定められています。
教育の義務
勤労の義務
納税の義務
憲法は本来、国民に保障される権利が書かれているのに、この3つだけは義務になってます。それは、国家を維持するために不可欠だか��です。
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私の前から思ってる課題は、すぐ忘れることです。。。本読んでもすぐ忘れちゃう。
そんなたくさんある情報の洪水の中、いったん立ち止まり考えてみよう、そう思ってこの本を手に取りました。
この本の中で私が非常に興味深かったのは仮想通貨の話。仮想通貨は確かに便利だと思います。実際、私は買い物するとき殆どクレジットカード払いだし、PayPay利用したりとキャッシュレス派です。ただ、キャッシュレスにできるのはあくまで円がその価値を保証しているからであるから。ビットコインはどうやって成り立ってるのか非常に不思議でした。池上さんの見解も仮想通貨は本来お金の役割である価値のモノサシとしては弱いと述べています。
確かに最近、ポイントを運用する楽天とか出てきて仮想通貨が非常に出回ってきてなんでもありな世界になってきました。
でも現金であれ、仮想通貨であれ、本質として皆「お金」と思うからお金である共同の幻想ということを認識し、振り回されないように自分を戒めていきたいです。
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良い年コいてろくに新聞もニュースも見ておらず、世情に疎いので、毎度池上さんの本にはお世話になってます。
AI、ビッグデータ、仮装通貨等々、耳にはするけど、どういうもので、社会にどういう影響を持つなのなの?よく分からない…というものごとについて、分かりやすく説明されています。何にも知らなくても読み進められるのが、ありがたい。恥ずかしい話だが。
著者も本書の中で繰り返し、サブタイトルにもなづている、私たちが今どこにいるのか?ということを考えるうえで、役立つ本だと思います。
多面的なものの見方を知らず、人間が失敗してきたことは過去の歴史の示すとおり。人間の失敗も含めて多面的なものの見方を身につけることは、再びの悲劇を避けるためにも大事なことではないでしょうか。
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大人の教養として、身につけておくべき知識が書かれたシリーズの第2巻。
AI、お金、民族意識、地政学、ポピュリズム、憲法改正の6テーマに分かれて、各トピックスの歴史的背景が記載されている。
池上彰の知らないと恥をかく世界の問題を読んでいると知っている知識もそれなりにあるが、その再確認にも最適。また、もちろんはじめての知識も多数ある。
おわりに、で書かれている、教養と膨大な知識は、違ったものであり、雑多な知識の山だけでは、人間としてどう生きるべきかを考えるには不十分、との指摘は、なるほど、と感じる。
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わかりやすい。
インサイダーじゃなければわからないことを書くというよりも、調べればわかるが簡単には調べられないことをわかりやすく書いたという本だと思うが、それがいい。
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池上彰さんの本は、読みやすく、勉強になる。
他にも知っていることをどんどん本にしてほしい。
・ビックデータを使ったAIはデータ自体にバイアスがかかっていると、それが分析結果にも反映されてしまう危険がある
・国民投票は、民主主義が内に抱えるポピュリズムという危うさを増幅してしまう危険性がある。ドイツではナチスの反省から国民投票を導入していない。
・憲法はその国の権力者が守るべきもので、権力者の暴走を抑える働きがある。