- 販売開始日: 2019/05/25
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-912580-1
文具店シエル ひみつのレターセット
著者 著者:さとみ桜
あなたの手元の文具にも 込められた想いがある。 うら寂れた商店街の一角にある文具店・シエル。突然店を任された空良は、無愛想な看板猫と共に毎日店に立つ。 店にやってくるのは...
文具店シエル ひみつのレターセット
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商品説明
あなたの手元の文具にも 込められた想いがある。
うら寂れた商店街の一角にある文具店・シエル。突然店を任された空良は、無愛想な看板猫と共に毎日店に立つ。
店にやってくるのは様々な悩みを抱えた人たち。文具にはその用途だけではなく、その先の想いを伝える力があると感じた空良は、彼らに最適な文具を紹介する事で解決に導くのだが、彼女自身も大きな悩みを抱えているようで――。
文具によって紡がれる人と人とのつながり。そして込められた想いや願い。
読んだあと、心にぽっと温かい光が灯る物語。
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架空のお話の中にリアリティも混ざっている
2019/06/14 12:50
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
素直にいい話でした。
一話完結モノのお客さんの悩みを店員さんが解決していく…といった、王道パターンなのですが、ヒロインの空良は積極的にお客さんに関わっていくわけではないという展開は、ヒロインはいつも一生懸命でどんなコトにでも首を突っ込んでいくという最近のパターンの中では珍しいのではないかと思います。
(無関心というわけではなく、気にはなるけれど動けないといった感じ)
そして、一話完結した過去のお客さんが、次の話からみっちりストーリーに関わってくるというわけでもないというのもリアル。
とくにリアルなのは、空良が過去のトラウマが原因で外出できないといった描写でしょうか。
私自身も経験がありますが…人目が気になり、電車の中とか気持ち悪くなったり、買い物も怖くなったりする。
そんなトラウマが思い出せるぐらい、リアリティーがありました。
文具についてのウンチクは少ないので、そういった雑学が好き、文具が好きといった人には物足りないかもしれませんが、それでも「インクの世界って奥が深いんだ」とか、いろいろ知るところもあったりして、知識欲は個人的には満たされたように思います。
まだひとつ、大きく解決してないことがあるし、もっと深く掘り下げてほしいという気持ちも湧いてきたから…続編があるのかな?
でも、続編が出ると…なんとなく蛇足になる気もする…(この1冊だけで十分に物語が完成している)
いずれにしても、やさしい物語でした。
文房具がもっと好きになる
2020/06/07 00:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:amicamica - この投稿者のレビュー一覧を見る
文房具が好きなので読みました。
ほっこりする優しいおはなし。
ほっこり系
2024/10/23 20:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほのぼのしていて面白かった
万年筆のインクの話がよかった
こだわりがあって使ってる文房具が廃盤になるとほんとどうしたらいいんだろね