- 販売開始日: 2019/07/12
- 出版社: PHP研究所
- ISBN:978-4-569-80047-9
毎日のんびり子育て パパは、絵本作家
著者 のぶみ
120冊もの絵本を描き続けてきた絵本作家・のぶみ。自宅で仕事をする絵本作家が子育てに参加しながら考えたこと、気づかされたことを、パパの視点で綴る。息子と娘とのふれあいを描...
毎日のんびり子育て パパは、絵本作家
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商品説明
120冊もの絵本を描き続けてきた絵本作家・のぶみ。自宅で仕事をする絵本作家が子育てに参加しながら考えたこと、気づかされたことを、パパの視点で綴る。息子と娘とのふれあいを描いた一冊。Story.1 パパほんやさん/Story.2 娘・アンちゃんと結婚式/Story.3 ノブミーランド/Story.4 頭の上の神様/Story.5 リクガメを飼う!/Story.6 ママがいなくなっても泣かないぞ/Story.7 勘太郎の絵本作品/ひとやすみ 絵本のかきかた/Story.8 子育て成功のひけつ/Story.9 さよなら、みんなのちょん 感謝っていいことがあってからするもんじゃないんだ。なにかをする前に、させていただいているとおもうこと。子育てだってぼくは、させていただいていると思う(「おわりに」より)
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子どもの<喜怒哀楽>がたくさん見れる“楽しい子育て”満載。
2012/04/03 15:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、毎日のように見ていた、NHKの「みいつけた!」。なかでも、「おててえほん」が大好きで、よく<おててえほんごっご>をして遊んでいたことが、今でも印象に残っている。この本は、「おててえほん」のアニメーションを担当している、絵本作家である著者が、日常生活の様子を描いたエッセイまんがである。子育ての楽しさがダイレクトに伝わってくるだけでなく、子どもたちへの愛情と、ママへの感謝の気持ちが沢山詰まった、心温まる1冊。
【パパは、絵本作家】、【Story No.1 パパほんやさん】、【Story No.2 娘・アンちゃんと結婚式】、【Story No.3 ノブミーランド】、【Story No.4 頭の上の神様】、【Story No.5 リクガメを飼う!】、【Story No.6 ママがいなくなっても泣かないぞ】、【Story No.7 勘太郎の絵本作品】、【ここでちょっとひとやすみ 絵本のかきかた】、【Story No.8 子育て成功のひけつ】、【Story No.9 さよなら、みんなのちょん】。Storyの他に、《ちょっとひとこと》のコーナーが7項目ある。《ちょっとひとこと》で気に入った言葉(私が名言だと思っている)を抜粋してみると、「うちの奥さんがスゲーって思う」、「ぼくのスタイルは、とにかく子どもを喜ばすということ」、「生きているってことは、一番大切なこと」、「自分の言っていることを一番聞いているのは自分なのだ」、「人生でうまくいかせるコツはたったひとつ。人を喜ばせて生きることだ」、と言葉の一つ一つに感謝の気持ちが溢れていて、心に沁みる。
【Story No.4 頭の上の神様】は、著者の経歴(高校2年生の時、チーマーや暴走族160人の総長だった)が描かれている。娘の誕生日に結婚式ごっこをするぐらい、可愛らしいパパだから、<えー!>と驚いた。だが、「警察に何度も捕まった そのとき、世の中に対して悪いことをすると― 自分に悪いことが返ってくることを死ぬほど味わった トラブルはトラブルを生むのだ だから今は逆に世の中に対してできるだけいいことをしたいと思う 不機嫌そうな顔より 笑顔の方がいい ひねくれて相手の悪いところを探すより いいところをほめた方がいい 他の人にはわかんないけどこんな考え方がぼくにとっては革命的にすばらしかったのだ」と。著者は、感受性が豊かで、人の心の痛みに敏感なのだろう。だからこそ、繊細で、色とりどりの砂糖菓子のような絵本を描くことが出来るのかもしれない。
私は、子どもへの叱り方で落ち込むことが多々ある。【Story No.8 子育て成功のひけつ】には、ママが子どもに「怒る」ことについて描いていて参考になった。著者はサイン会で、子どもに「ママのこと好き?」と聞く。すると、「ママ好き!」と答える子どもがいる。「子どもがさ ママすきって言ったら僕はそれで子育て成功だと思ってるよ」という。私の子どもは、毎日のように<ママがいちばんすき~>と言ってくれる。これからも、子どもの<好き>の心をなくさないように、著者のように、気負わずに、のんびり子育てを楽しんでいきたい。