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投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アムリタシリーズはそれぞれ違ったテイストを楽しめるが、1作目の『アムリタ』は様々なジャンルを内包したシリーズの始まりにふさわしい作品となっている。最後まで順番に読み、どのような着地点を迎えるのか確かめてみてほしい。
謎解きの面白さとホラー的怖さが共存
2020/09/29 14:29
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な映画の話ですが、これがデビュー作だとはとんでもない。こんなこと考える人がいるんだ!って驚きました。映画というたった一つの素材から途方もない背景が見えてくる過程はある意味狂気に満ちています。それでも真相が明らかになってみて納得出来てしまうからそれもまた不思議なのですが。現実離れした話でもリアルと隣り合わせの緊迫間があってすごいです。
大どんでん返しとそこに絵が描かれる伏線に驚かされる
2020/05/07 02:45
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投稿者:ダルエスサラーム - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は映画Hello worldを見てこの作者に興味を持っていて今なら電子書籍を安く買えるということもあり購入した。この作品を二回読んだが、最初に読んだときは終盤の畳み掛けるような展開に驚かされた。2回目はそこに張り巡らされる伏線と展開の理解がある程度進むことによる驚きがあった。この本は定価でお金を払って読む価値があると久々に思った作品。是非読んでほしい。
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芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。
だが「それ」は“ただの映画”では、なかった――。
TVアニメ『正解するカド』、『バビロン』、劇場アニメ『HELLO WORLD』で脚本を手掛ける鬼才・野崎まどの作家デビュー作にして、電撃小説大賞にて《メディアワークス文庫賞》を初受賞した伝説の作品が新装版で登場!
貴方の読書体験の、新たな「まど」が開かれる1冊!
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野崎まどすげぇ…言葉にしようとするとネタバレになってしまうから何も言えないわ…これデビュー作なの…?これは読んだ人と語り合いたい。うわぁ…うわぁ…油断した…
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バビロンのアニメを見て、他の作品にも興味を持ち、手に取った本。
個人的な期待値は超えなかった…
バビロンは人智を超えた能力を有するものを通して、見ている人の道徳観を問う明確なテーマがあった。
そういった側面を期待していたからか、物語としての面白さはあったが自分はあまり引き込まれなかった。
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二度目ましての作家さん。
読友のMirokuさんに頂ました。
初めましての作品も頂いたんですよね(^◇^;)
メインキャラは4人の学生なんだけど
その4人で自主製作映画を作成することになり
二見が役者として参加。
撮影を担当するのが天才と噂される最原さん。
順調に撮影は進むんだけど・・・
これってホラーでしょ。
脳みそがウワァンウワァンする系のホラーだから。
最初の雰囲気からは全くそんな気配がないのに
読まされてしまうんですよね。
天才怖いわぁ~∑ヾ(≧□≦*)ノ
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読んでみて衝撃の1冊でした。
SFだし、あり得ないのですが、ぐいぐいと読んでしまいます。
あり得なさすぎるのがいっそ気持ちいという感じでした。
きっかけは、最新作のタイタンを読むのに、どんな作者・作風なのかを知りたくてまとめ買いしたのですが、ものの見事にこのシリーズにはまってしまい一気読みしました。
それでももったいなくて途中であえて止めたりもしたのですが。
風景描写は細かくないのに、映像が浮き上がってくるような感覚でした。
アニメ化できそうですが、アニメ化してほしくないような。
難しい。
でも想像はアニメでしながら読んでいた気がします。
SFでもありましたが、私の中ではある種ホラーっぽい部分もあって好きでした。
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やっぱりすごい。読んでて吹き出し、戦慄までする小説なんてなかなかない。最早ちゃん、moan higherです。(音が似てるだけ)
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野崎まど6部作の一作目。
天才と名高い新入生・最原最中が作る自主製作映画に参加する主人公。だが「それ」はただの映画ではなくて・・・・・・というあらすじ。
野崎まどの魅力は、その鬼才ともいえる想像力で物語を最後まで二転三転させ、私達を飽きさせないことだと思う。
この「[映]アムリタ」の場合は、主人公に自分の作った特殊な映画を見せることによって自分の亡き恋人にしてしまう、それを主人公が受け入れるというひとつのオチ。
それで終わりと思いきや、最後またひっくり返される二段構えの野崎まど劇場。
最後のオチはたぶん「2」の方に繋がっていくのかな?
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予想外の結末。ジャンルは不明。文体はライトでさくさく読めた。天才少女の掌の上で転がされるお話。
最早さんがなぜそんなことができるのかとか、そんなことできるのであればDARPAとか気づいていて色々応用してそうとか色々ツッコミどころはあるが、そこはファンタジーとして読んだ。
あまり人間味のない性格の最早さんが、そんなに元カレを引きずるんかなというのが違和感だったが、最後の結末が真の理由とすれば納得。
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「野崎まど劇場」を先に読んでしまったので、エキセントリックなアホな作者(褒め言葉)と思っていましたが、こちらは真っ当な長編(中編?)小説でした。ラノベレーベルですが、やや普通の小説っぽくもあり、でもやっぱり最後まで読んだらラノベだなぁと思いました。(どうでもいいなこの件)
そんな客観的に書いてますが、読んでる最中は完全に作者の掌で転がされてましたよ。ほんとに力のある作家さんですね。加えてバカのセンスもあるので楽しみで他の作品も読んでみようかと思いました。
映画「ハローワールド」が最高に面白かったので、ノベライズを読んでみたのが作者を知ったきっかけですが、もしハローワールド知らないなら、ぜひ映画見てみてください。多少人を選びますが、ハマれば最高ですよ!
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最原さんと二見との関係をもっと先まで書いて欲しかった。全て忘れてしまうのか?それはあまりにも勝手すぎる。
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なんというか、しっかりラノベっぽかったけど、野崎まどの話に野崎まどの終わり方だなー!最後、結局定元くんと付き合いたかった訳じゃなくて、表現の糧にしたかった、もしくは結果としてそっちに踏み込んでしまったのかな?じゃああの写真はいったい・・・あれも二見誘導の罠?
途中、つっこみがタイプってなったときの、あれ・・・?まさか?怖い怖い怖い、みたいなね。
兼森さんや画素さんは知ってなかったんやんな?でも、わかると途中のあれやこれが、あーーーってなるな。兼森さんの、つっ、はつまったんじゃなくてつっこみって言いかけてたんやな・・・
しかし、神様の映画って確かにどんなもんなんやろうな。でも、確実に物語は影響力があるのは間違いないから、みんなにもしかしたらあるんかもやな。
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やーばい…
何だこれは…
第一声が『ヤバいモノを読んだ…』でした…(๑°ㅁ°๑)!!✧
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芸大の映画サークルに所属する二見遭一は、天才とうわさ名高い新入生・最原最早がメガホンを取る自主制作映画に参加する。
だが「それ」は“ただの映画”では、なかった―。
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Twitterのフォロワーさんのおススメで読みました。
229頁のライトノベルで、もう一気読み。
『キネマ・マグラ』という映画サークルで俳優をする事になった主人公二見。
監督をする天才、最原最早の絵コンテを読み耽り驚愕する。
ありがちな大学のサークル内での恋愛ごっこと思うなかれ。
れっきとしたミステリであり、SF(?)っぽい要素も含み…何やら読後に残るこの、もやっとした感覚……(°ω°)
この気持ちをどうすればいいのかっ!
シリーズ6冊みたいで、続きを購入しておかなかった事を後悔…。
(でも、話は繋がってなさそう)
映画を制作する上で何千何万人を感動させる映画を作るにはどうしたら良いかという質問に答える最原さん。
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対象とする人間群に対して、平均的で普遍的なテーマを扱って撮れば良いと思います。砕けた表現を用いるならは『広く浅く』ということです。
(本文より)
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映画でも漫画でも小説でも当てはまる解答だ。
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上映時間の中で、見た人を笑わせて、怒らせて、泣かせて、希望を抱かせて、失望させて、願わせて、祈らせて、諦めさせて、死にたいと思わせて、それでもまた生きたいと思わせる。そういうことです。(本文より)
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これは、心に残る小説を読んだ後に訪れる感情じゃないか…!!!
そんなふうに作品を読んだり見たりしたことなくて、結構衝撃だったのですが、芸術においては当たり前の事なんですかね。(私だけ?ꉂ(꒪ロ꒪)!!)
すっかり最原さんの言葉に魅了され、ペタペタと付箋を貼り付けていた私。(^▽^;)
登場人物少ないし、言葉の運び方がうまいのか、ラノベ特有の気楽さなのか、とにかく続きが気になって読みたくなる。
その上面白い!!
好きです( *´꒳`*)♡この作品
続編買います!