魂の沃野(上)
著者 北方謙三 著
戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生!著者自ら「わ...
魂の沃野(上)
商品説明
戦国の世に百年にわたり独立国家を形成した日本史上の事件・加賀一向一揆を小説に取り込む
――北方謙三が数十年来抱えていた構想がついに結実し、血潮たぎる物語が誕生!
著者自ら「わが心の記念碑」と語る歴史巨篇。
本願寺蓮如との邂逅から、守護・富樫政親との交流、風谷党の旗揚げまで……かの地に燃え広がった真宗の炎と、複雑に交錯する武士・門徒の思惑の中で、戦い、信じ、己の道を見出していく、ある地侍の熱き青春を描き切る!
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魂の沃野 上
2020/01/22 09:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
室町時代の作品はいいですね。北方作品の室町作品は5作目です。加賀一向一揆を題材に当時の様子が生生しく描かれています。いつも主人公はいいですね。心の悩みを持ちながら外から見れば、ヒーローです。下巻でどう展開するかワクワクです。
北方謙三氏による加賀の一向一揆に身を投じた主人公の青春を描いた歴史巨編です!
2020/08/27 09:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『眠りなき夜』(吉川英治文学新人賞)、『渇きの街』(日本推理作家協会賞)、『破軍の星』(柴田錬三郎賞)、『楊家将』(吉川英治文学賞)といった傑作を次々に発表されている北方謙三氏の作品です。同書は、中公文庫から上下2巻シリーズで刊行されているうちの上巻です。内容は、ある月の夜、16歳の風谷小十郎が、山中の樹にもたれて嗚咽を漏らす奇妙な坊主と出会うという物語です。「いい眼だ。しかし、けだものの眼だ。おまえは、これから思い悩むことが多いだろう」と言われます。そして、不思議にも本願寺蓮如その人の言葉に導かれるように、若鹿の運命は動き出します。加賀の地に燃え広がる一向一揆の炎と、闘いに身を投じた小十郎の青春を描いた血潮滾る歴史巨篇です。ぜひ、この機会に読んでみてください。