螺旋じかけの海1巻
著者 永田礼路
「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」 遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することす...
螺旋じかけの海1巻
商品説明
「ヒトの線引きからあぶれた生き物を好きにしていいのなら、私も私を好きに扱っていいだろう――?」
遺伝子操作が産業として発達し、人間であることの線引きを自由に操作することすら可能となった世界。
水没した街の残骸で暮らす人々の中には、人間以外の動物の遺伝子を持つ「劣った」者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。
自身も何種もの異種遺伝子を抱え、自分を実験体にし続け生きる彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。
「人間と他の生物を分かつものは何か」月刊アフタヌーンで不定期連載された読切連作、作者再編集によるデジタル新装版として配信(内容は2015年10月に配信された講談社版とほぼ同一です)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
タイトルそのままの世界
2023/01/02 10:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えび - この投稿者のレビュー一覧を見る
2023年元日に、一年の最初の作品として購読。
表紙の、ちょっと色っぽい表情のイケオジが選択理由ですよ。
イケオジの頭上の獣はなんじゃろ?読めばわかるからいいか!と
商品説明は流し読み。
ページを繰る(電子だけど)と、SFな人間ドラマ。
この作品の中の世界はなかなかエグくて理不尽で残酷な世界ですが
明るい筆致でコメディを織り交ぜて描かれているので読みやすかったです。
この作品の世界には多くの悲しみや絶望があふれているけれど
それでも生きていくための希望や人を信じる気持ちが確かにありました。
一年の始まりに読めてよかったです。
DNA
2023/09/10 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
タイトルの螺旋はDNAのことですね。
遺伝子操作により人間と動物とのキメラが生まれる世界。
人間の部分が何パーセントかによって人間か動物か決められてしまうという怖い話。
鰐になった人がとても悲しい。