- 販売開始日: 2020/03/12
- 出版社: マガジンハウス
- ISBN:978-4-8387-3085-8
蕎麦湯が来ない
美しく、儚く、切なく、哀しく、馬鹿馬鹿しく、愛おしい。鬼才と奇才。文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。『カキフライが無いなら来なかった...
蕎麦湯が来ない
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商品説明
美しく、儚く、切なく、哀しく、馬鹿馬鹿しく、愛おしい。
鬼才と奇才。文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』に続くシリーズ第三弾。四〇四句の自由律俳句と五〇篇の散文を収録。
琴線に触れまくる言葉たち。
しみじみってもんじゃない。
これは自由派の記録の最終章である。
誰もいない時計店で動いている針
写真にうつらない月を仰ぐ
もう引き返せないということもない
ブランコに濡らされた手を拭く
用途の無い棚を眺めている
そうだふりかけがある
*自由律俳句とは、五七五の形式を破り自由な韻律で詠む俳句のこと。
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明るいだけでは
2022/07/26 01:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心に常駐している説明はし辛い憂鬱を感じる瞬間達の自由律俳句集で私には共感がたくさんでした。
世の中やSNS、テレビの特集などはおしゃれで皆んなキラキラしているようになっているのか、見せているのか。そんな世界だったら、私は耐えられない。その「耐えられない」と思ってからこの本を開いて少し心を均します。
自由律俳句も日常を切り取る
2020/05/17 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kawaudon - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんのラジオでこの本を知りました。
自由律俳句というジャンルは、読むまで知りませんでしたが、日常を切り取るのは俳句と一緒。視点や切り取り方にセンスが現れるのだと思いました。
せきしろさん、又吉さんの自由律俳句は、あるある!と思うものから、そんな視点があったかと思わせるものまでさまざま。エッセイも二人の生き方や世界の見方に気づかされて、好きな一冊になりました。