- 販売開始日: 2020/05/29
- 出版社: 亜紀書房
- ISBN:978-4-7505-1636-3
保健室のアン・ウニョン先生
韓国文学の新シリーズ〈チョン・セランの本〉刊行開始!『フィフティ・ピープル』の若き旗手が放つ、奇想天外な物語。この学校には、何かがいる??養護教諭のアン・ウニョンが新しく...
保健室のアン・ウニョン先生
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商品説明
韓国文学の新シリーズ〈チョン・セランの本〉刊行開始!『フィフティ・ピープル』の若き旗手が放つ、奇想天外な物語。
この学校には、何かがいる??
養護教諭のアン・ウニョンが新しく赴任した私立M高校。この学校には原因不明の怪奇現象や不思議な出来事がつぎつぎとまき起こる。霊能力を持つ彼女はBB弾の銃とレインボーカラーの剣を手に、同僚の漢文教師ホン・インピョとさまざまな謎や邪悪なものたちに立ち向かう。はたしてM高校にはどんな秘密が隠されているのか……。
斬新な想像力と心温まるストーリーで愛され続けるチョン・セランの魅力が凝縮した長編小説。
「私はこの物語をただ快感のために書きました。一度くらい、そういうことがあってもいいんじゃないかと思いました。ですから、ここまで読んできて快感を感じられなかったとしたら、それは私の失敗ということになります。」(「あとがき」より)
ドラマ化決定!
著者紹介
チョン・セラン
- 略歴
- ソウル生まれ。「アンダー、サンダー、テンダー」でチャンビ長編小説賞、「フィフティ・ピープル」で韓国日報文学賞を受賞。他の著書に「屋上で会いましょう」など。
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時代は韓国小説
2024/12/23 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ねたばれ
最近私が嵌っている韓国人の小説を動と静に分類したとすると、ノーベル賞を獲得したハンガン氏の「少年が来る」「別れを告げない」は文句なく静の作品、そして、この小説は文句なく動の作品だろう、保健教師のウニョン先生は霊能力を持っていて、赴任先の私立M高校の怪奇現象をBB弾の銃とレインボーカラーの剣で解決していく、とあらすじを書いていくとかなり勇ましい女性の勇ましい話に聞こえるのだが、その中身は結構、心が温まったり、心に沁みたりする。平易な文体なうえに、学校の悪霊退治がテーマなので読みやすくはあるのだが、その内容は決して平易ではなく、小説に登場するガンソンやヘソンといった人物は私に重石を投げつけているようにも思える
とにかく楽しい
2021/09/30 22:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pirkakewtum - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初っから飛ばしてくれてます。人に見えないものが見える、それだけでも楽しい。ドラマにできるな、と思ってたら、ほんとにドラマ化。それも面白そう。
アン・ウニョン先生と友達になりたい
2021/02/06 20:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらげ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アン・ウニョン先生のコミカルでちょっとゆるく、でも自分のできることに対して真摯に向かっていく姿勢にとてつもなく魅力を感じる。霊能力(?)を持つ保健室のアン・ウニョン先生が学校や、生徒に憑いた霊のようなものと対峙していく物語だが、バッチリゴーストバスター!という感じではなく、なんか本当に緩い感じが良い。それはアン・ウニョン先生がゆるゆるな性格だからだと思うのですが、気をつけたいところにはちゃんと気をつけていて、どこか繊細さも持ち合わせていて、こういう人と友達になりたい…という親近感が湧いてくる。程よく抜けている漢文の先生とも良い距離感で微笑ましい。全て忘れた頃に新鮮な気持ちでまた再読したい1冊。
アン・ウニョン先生のきゃらがいい!
2020/12/31 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:の - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の内側からうみでているうにょうにょしたものに人間が取り憑かれ心霊現象のような事件が起きるもアン・ウニョンがおもちゃのレインボー剣とBB弾銃で倒して解決していくという設定ですが、話は学校生活の生徒の男女恋愛のさらっとした日常ものが多い印象です。
自分でも特殊能力があるなんてへんだと思っていたり悪態をついたりとさばさばしたきゃらのアン・ウニョン先生がいい!
先生の日常や過去や友人との関わりが面白いのでもっとそこが読みたくなった!