もっと心とカラダを整えるおとなのための１分音読

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一人でいるのと、コロナで、人との対話も殆どしなくなった。
マスク着用で、今まで、天気、気候、花、旅行、テレビの話題やニュースなどちょっとした話も、一言位でしか言葉を発しなくなった。
言葉も人との対面も　少し距離を開け続けていると、顔に表情が出てこない。

そんな時に、図書館でこの本を見つけた。
学生時代だと、音読はしたけど、今は、読書は、目で活字を追っている。
子供が幼い時には、良く絵本を読んだから、先ずは、読んでみる事に・・・

ところが、案外難しい。
少し感情をこめて、最初のよく知った小説の一部を読んでみたら、案外、こんなに言葉を音にしたら、難しいものだと・・・

口語的な言葉を声に発すると、今まで目で読んでいたのと違う感覚である。

読むことを久しくしなかった漢詩も然り・・・

朱熹の「偶成」は、もう何十年もの前に小学生を卒業まじかで、校長先生が、各クラスを回って、この詩を歌って下さり、色紙を頂戴したのを思い出した。
未だ、全て覚えていた事に我ながら、満足。（笑）

もっと、幼き頃から、文章を音読すべきであったと、気付かされた。

本当に、「少年老い易く学成り難し」である。