新・仕事力~「テレワーク」時代に差がつく働き方~(小学館新書)
著者 大前研一
目標を「見える化」できれば日本人は強い。アフター・コロナ時代にどう生き残るか?企業も個人も「プランB」の未来に備えなければならない。そのカギは、目標や憧れを「見える化」で...
新・仕事力~「テレワーク」時代に差がつく働き方~(小学館新書)
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商品説明
目標を「見える化」できれば日本人は強い。
アフター・コロナ時代にどう生き残るか?
企業も個人も「プランB」の未来に備えなければならない。
そのカギは、目標や憧れを「見える化」できるかどうかにある――。
業績悪化、収入減、倒産、失業……。「コロナ不況」で不安だらけの今こそ、この状況を反転するためには、発想の転換が必要なのだと著者・大前氏は強調する。
〈つまり、将来が不安だからこそ、諦観するのではなく「稼ぐ力」を身につけるべきなのだ。昇進・昇給が望めないなら、高収入を得るためにスキルを磨いたり、AI(人工知能)やロボットに代替されない能力を身につけたりして、ステップアップを目指す――そうすることで、自分の未来を明るく変えていくべきだと思うのだ。〉(新書版まえがきより)
テレワークや在宅勤務が拡大・長期化する中で、これまでとは異なる仕事力が求められている。ポイントは、「場所」と「時間」に縛られずに集中するための工夫や、「集団知」を導くリーダーシップ、そして目標・成果を「見える化」する仕組みなどにある。
ビジネスパーソンに必要とされる能力や条件を解説した話題書『個人が企業を強くする』の内容をアップデートしつつ新書化。新型コロナウイルス禍によって一変した国内外の情勢を踏まえ、世界的経営コンサルタントが指南する新しい働き方の教科書。
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タイムリーな話題
2020/11/27 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
コロナ禍が収拾しない今、旬で読んでおくべき一冊。
数字をもとに今の日本の問題点を鋭い舌鋒で指摘。
ただ悲観論を振りかざすのではなく、対策も提案して
くれるので有り難い。
間違っているとは思わないが、自慢ばかりで好感はもてないな。
2020/08/16 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
大前氏の本は刺激を受けることも多く、ちょうどコロナ禍で世の中の変化を感じていたこともあって、どんな提言がされているのかの興味から電子書籍で購入して通読。
内容は、いわゆる「日本型」の全面否定で、同氏の昔からの主張と同じ。
(特にエリート)教育の重要性を唱え、学校教育、新卒一括採用、働き方改革など、従来の日本の仕組みも、現在取り組まれている「改革」も全面否定。
シリコンバレーや深センなどを例に、日本が何十年も遅れている、ということを繰り返し主張。
内容的には頷くところも多いのだが、特に目新しいことはないし、あまりにも頻繁に登場する自慢話に若干辟易してしまい、「そんなに言う割に、氏が20年以上取り組んでいるビジネススクールが目覚ましい成果を上げたという実績は示されない」し、「昔から同じ主張をしているのに、なぜ受け入れられないかを考える想像力が欠けているのでは」などという本筋とはことなる反感を覚えてしまった。
既に氏の著作を数冊読んでいる者からすると、あえて読む必要はなかったかな。