死体でも愛してる
著者 著者:大石 圭
台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。彼の肉で美味しい料理を作るために。日増しに美しくなる娘に劣情を抱...
死体でも愛してる
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商品説明
台所に立っていると落ち着く。料理をすると心が凪いでいく。
だからわたしは、最愛の夫が死んだ今日も包丁を握る。
彼の肉で美味しい料理を作るために。
日増しに美しくなる娘に劣情を抱く父親、コンビニ店員に横恋慕した孤独な作業員――。
「異常」なはずの犯罪者たちの独白を聞くうち、警視庁の敏腕刑事・長谷川英太郎には奇妙な感情が湧き……。
供述が生んだ悲劇とは!?
あなたの心の奥底にひそむ欲望を刺激する、予測不可能な犯罪連作短編集。
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偏愛
2021/07/03 18:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なぽりたむ - この投稿者のレビュー一覧を見る
相手を愛するが故の主人公たちの偏愛が官能的に美しく書かれていて、ドロドロした内容でしたが、読了後、心が洗われたような気がしました。「ヒトの心の闇が光る瞬間」というのでしょうか、とても艶やかで優美でした。
また短編だったのでとても読みやすかったです。ただ、偏愛という軸があるので、ダラダラとドロドロとヒトが壊れていくところを長編で見てみたいという気もしました。とにかく面白かったです!!