- 販売開始日: 2020/09/11
- 出版社: 早川書房
- ISBN:978-4-15-131015-7
ナイルに死す〔新訳版〕
著者 アガサ・クリスティー , 黒原 敏行
美貌の資産家リネットと夫サイモンのエジプトでのハネムーンに暗雲が垂れこめていた。サイモンのかつての婚約者が銃を隠し二人を付け回しているのだ。不穏な緊張感が高まるなか、ナイ...
ナイルに死す〔新訳版〕
商品説明
美貌の資産家リネットと夫サイモンのエジプトでのハネムーンに暗雲が垂れこめていた。サイモンのかつての婚約者が銃を隠し二人を付け回しているのだ。不穏な緊張感が高まるなか、ナイル川をさかのぼる豪華客船上に一発の銃声が轟く。それは嫉妬ゆえの凶行か? 船に乗り合わせたポアロが暴き出す意外な真相とは? 解説:西上心太
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
ナイル殺人事件
2024/08/31 20:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
映像作品(ドラマと映画×2)を見た上でやっと原作に挑戦。筋書きも犯人も知っている、でも…面白かった!映像作品より描写やエピソードがなんというか、潤沢に感じた。尺の都合で削ぎ落とされた部分が多かったんだな。他を読むのも楽しみ~
驚きの結末でした
2023/08/29 22:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今さらながら、アガサ・クリスティは天才だと思いました。最後の最後まで、犯人は全く予想出来なかったです。素晴らしい!
登場人物が、外国人なので当然カタカナ表記で、なかなか覚えられず、名前表記のページに仮の栞をはさんで、時折確認しながら読みました。
どんどんストーリーに引き込まれ、割りとページ数の多い文庫本でしたが、止まらずにどんどん読めました。ポアロシリーズは、まだ読んでいない物が多いので、これから読破していこうと思っています。今後も色々と、読めるのが幸せです。
情緒が滅茶苦茶になる名作
2021/10/31 11:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Y - この投稿者のレビュー一覧を見る
犯人、動機、人間模様、話の運び、その他諸々全てからしてクリスティーは鬼。
もし犯人がAなら動機はB以外であって欲しい……もし犯人がCなら動機はせめてDであって欲しい……というような祈りの感情で読んだ。推理小説だが、読み物としては犯人を察してからが本番。
ポアロは縁結びの神様
2021/05/08 08:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーが1937年に発表した、いわゆる「ポアロもの」(名探偵エルキュール・ポアロが事件の謎をとくシリーズ)の長編作。
数多い「ポアロもの」の長編の中でも、「代表作」のひとつである。
実際とても面白い。
ただ犯人あてをいう側面では、私の推測があたったくらいだから、犯人がわかった読者も多いかもしれない。けれども、推理が解けたとしても、この作品の面白さを減少させるものではない。
この物語の面白さはなんといっても登場人物の多さだろう。
そうなれば、当然途中で名前がこんがらがって、前にページや表紙袖の「登場人物」一覧に戻ることになるが、それであってもそれぞれの人物の特長がはっきりしているのでわかりやすい。
新訳版の文庫で500ページ以上ある作品だが、70ページほどが「第一部 登場人物の紹介」で、最初の殺人事件が起こるのがほぼ半分あたりだから、いかに周辺の人々の描写が熱心に書かれたいたかがわかる。
そして、この作品でもポアロのあたたかみのある配慮が随所に見られる。
このポアロという男は、特に傲慢すぎるところがあるが、この作品では最初からやさしいおじさま風なのだ。
3つの殺人事件が起こる作品ながら、事件が解決する頃には新しい恋が2つも始まっているのだから、なんともほほえましい恋愛ものともいえる。
もしかすると、ポアロは縁結びの神様かもしれない。
推理と人間模様が織り成す豪華なクルーズ
2021/03/29 21:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
若く美しい資産家が新婚旅行で訪れたエジプト、ナイル川のクルーズで起きた殺人事件。
事件が起きるのは話の中盤だが、そこに至るまでも多彩な登場人物たちが織り成す人間模様も読みどころだし、殺人事件だけでなく宝石盗難やスパイ疑惑などの事件も絡み合い、意外な真相・真犯人と張られた伏線を存分に楽しめる作品である。
犯人当てに失敗
2021/02/27 08:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前半は、いらいらする位ゆっくり進むが、殺人事件が起こってからは、テンポがアップ。というか……そう感じてしまう。元、恋人が、元、彼の新婚旅行の船についてくるなんて単なるストーカーだろと考えていたけど……。犯人は意外な……。
名著
2024/01/19 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスティの有名作品といえば「そして誰もいなくなった」「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」など大掛かりなトリックが有名ですが、本作のように緻密な、まさに本格といった作品も書いているのですよ!