全体主義の克服
著者 マルクス・ガブリエル , 中島隆博
【東西哲学界の雄が、全体主義から世界を救い出す!】全体主義の渦に、再び世界は巻き込まれようとしているのではないか。日独ともに哲学は、二〇世紀の全体主義に加担してしまったが...
全体主義の克服
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商品説明
【東西哲学界の雄が、全体主義から世界を救い出す!】全体主義の渦に、再び世界は巻き込まれようとしているのではないか。日独ともに哲学は、二〇世紀の全体主義に加担してしまったが、では次なる全体主義の台頭をいかに阻止すればよいのか。その答えを出そうとしているのが、マルクス・ガブリエルだ。彼の「新実在論」は、全体主義の礎を築いたドイツ哲学を克服するために打ち立てられたものだったのだ。克服にむけてのヒントは東アジア哲学の中にあるという。本書は、東西哲学の雄が対話を重ねて生み出した危機の時代のための「精神のワクチン」である。○「上から」の力によって、民主主義が攻撃されているわけではありません。民主主義を破壊しているのは私たち自身なのです。市民的服従が、あらたな全体主義の本質です。――マルクス・ガブリエル
目次
- はじめに/第一章 全体主義を解剖する/第二章 ドイツ哲学と悪/第三章 ドイツ哲学は全体主義を乗り越えたのか/第四章 全体主義に対峙する新実在論/第五章 東アジア哲学に秘められたヒント/第六章 倫理的消費が資本主義を変える/第七章 新しい啓蒙に向かって/おわりに/参考文献
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精神の毒にワクチンを
2020/11/30 17:04
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在進行中の全体主義の核心はデジタル化であると、一なる全体にすべてを包含しようとする諸概念の批判をガブリエルの全体主義への批判として紹介している書。