武士スタント逢坂くん！ 4

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投稿者：読人不知　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメ化が決まって喜んだ途端、宮上先生の意識も逢坂くんと一緒に江戸時代へ。身体は大丈夫なのか。
　全力疾走しながら亀甲縛りを解いて枝に掛けて大ジャンプ。逢坂くんの身体能力と器用さは、もう武士とか関係なく、何の訓練をどう積めばこうなるのやら。

　鶯谷公は、春画師の逢坂くんとその顧客の目には、エロ規制の厳しさ故に「暗君」に映るが、その他の政策では善政を敷いている気がした。城下町は平和で、店の商品も豊富。
　支配層は基本的に政略結婚で、恋愛結婚が難しく、子ができなければ、適当な家格の家から養子を取ってお家を存続させるのが当たり前の時代。
　悪政で領民を苦しめる暗愚な君主なら、臣下が命を懸けてまで恋の成就を手助けしないだろう。
　逢坂くんの奇行を目撃した際には、当たり前の反応を見せ、趣味はともかく、常識的な感性が垣間見える。

　ひづきちゃん強い。
　殿の性格が悪ければ、ひづきちゃんはあんな反応をしないだろう。
　武家出身の腰元は基本的に戦闘メイドで、長刀とか武器の扱いも心得があるのが普通なので、もしかすると、家格的にも釣り合う縁組なのかも。
　二人に幸あれ。

　表紙絵をよく見たら、褌とかなしで袴を直に履いてた。江戸版の直接ズボン。