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古今東西の有名人がアート好きだったことはよく分かったし、アートとビジネスにつながりがあることも分かるけど、
具体的に絵をどう見ていくかは、「13歳からのアート思考」がいいな。大人向けって、広告要素が多いのかな?
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知覚力を鍛える方法がわかった。
ただ色々な物事を見るだけではなく、バイアスに囚われず観れるようにしていきたいと思った。
この見方を忘れないようにしたい。
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出来る人ほど美術館で絵画をみる…それがうなずける本だった。一流企業は絵画観察トレーニングを受けているとのこと。絵画を15分以上見る事を推奨されてるが、我慢できないので5分以上眺めるから意識したいと思う。
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ものごとに対して明らかに目の付け所が違う人(会社の最適や、今後を見据えた動き、点と点が頭の中で繋がっている、例えが一瞬で出てくる、、、)ってのが自分の周りにもいて、まじで何なんだろうと思ったのでこの本を読んだ。読んでみると、これまたアート思考の本だった。
これまでアート思考の入門本を何冊か読んでなお、自分はアートに苦手意識がある。この本で「次の絵を◯分見てください」と言われても、サッと飛ばすくらいに。アートやらリベラルアーツやらを避け続けているから、自分の目の付け所が養われていない?一回本気で一日美術館の絵を自分なりに解釈してみることにする。もう明日行く。
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非常に面白い内容なのですが,残念ながら,それだけ知覚力を磨かせようとするのだったら「この領域の権威」とか「世界的な権威」とかお飾り表現は使ってはいけないと思います。
あと,「意味を付与するプロセスは直接コントロールできない」とのことで「ドレスの色」についてはそうかもしれないけど,結局は,自然と浮かぶ解釈をそのまま結果とせず,それはバイアスかもしれないのだから他の解釈の余地を作れ!ということだと思います。知覚対象は一義的ではないということです。ナゾトキの問題というのは,要するに,問題に対する自分の見方をアレンジして整合性のある見えを実現するというタスクだと思われます。
さらに,p.110で「画像の変化を正確にとらえられる人ほど,より鮮やかなメンタルイメージが観える」ことは先行研究で立証されているのは事実と言えますが,これは相関研究なので,「観察眼を鋭くすれば,『アイディアを観る眼』も磨かれる」ことが科学的に分かったことを意味しません。可能性を否定するものではありませんが,相関を因果とする誤りです。
ちょっと科学的な知覚力が足りないかなと…。
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先入観や目的を持って観る事が多い現代社会では「純粋に観る」という事象が少なくなっていると筆者の問題定義から始まる。
例えば肺のCT画像の写真にあるはずのない物が写っていても殆どの医師が気づかなかったり、観てる気になっているだけで本質を見逃しているが多々あるということに気付かされる一冊である。
人間的知的生産プロセスは「知覚→志向→実行」
であり、その出発点である知覚の重要性に焦点を当ててアートとビジネスを融合させ世界を観る技法を本書では学べる。
歴史を遡ってレオナルドダヴィンチが日々記した手稿にも知覚力を磨く実践をしていた痕跡が記されていたり、ノーベル賞受賞者の9割以上が美術を趣味としているデータから有能な人間は観察力を常に磨いている事が多いのが分かる。
ナイキやLEGO、トヨタなどの実際のビジネスモデルとも比較しながら今後AIが発達していく中でどう共存していくべきか、どんな人材が求められるのかを知覚力を磨きながら紐解ける本である。
現代社会と絵画とはかけ離れているものだと思っていたが新たな価値観を広げてくれた一冊だった。
印象にの残った言葉
レオナルドダヴィンチ
あらゆる知識のはじまりは知覚である
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「観察、知覚」を思考の一部と捉えてきたが、この本では読んでそうではないことが示された。
リベラルアーツへの認識も、クリアに表現されていた。
13歳からのアート思考、も面白かった。
こちらも知覚にフォーカスしている分もあってか実践的な内容に思えた。もっと概念を示す内容かと思っていたので意外だった。
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「知的生産」は知覚→思考→実行という、3つのステージを経て生産される。
残念ながら、知覚は思考と違い、無意識的に判断するためコントロールすることができない。
では、知覚力そのものを磨くにはどうすればいいか。
それが、絵画鑑賞である。
「絵画を観察するように世界を見る」
知覚と絵画に関しては密接な関係があり、この本では、「絵の観察をすることで知覚力を磨くことができる」と述べられている。
この本では、ルノアールやカラヴァッジョの絵を用いて、「観察すること」の重要性、どこを見るべきかがわかりやすくまとめられている。
また、それに関連して、企業の事例を紹介している点が、非常に実学的であると感じ、また、絵画鑑賞の技術網羅的に説明するというよりも、どう日常で使っていくべきか、に重きを置いているように思える。
絵の見方に関する本は何冊か読みましたが、実際の仕事に活かすのであれば、読む価値は非常にあると思います。また、こちらの本は、他の本よりも非常に読みやすく感じました。
もっと知りたいと思われた方へー
もし、鑑賞する技術という面を深掘りしたいのであれば、『絵を見る技術』や『国立西洋美術館 名画の見かた』 をお勧めします。
鑑賞を通じて、日常で観察力を発揮するためにはどうするべきかは、『観察力を磨く 名画読解』を読むことで、本書とは違う視点から、知覚力・観察力を磨くことができるかと思います。
ご参考までに。
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「知覚とは、自分を取り巻く世界の情報を、既存の知識と統合しながら解釈すること」
「新しいものは「誰かの主観」から生まれる」
データの世界、AIの時代に本当に必要な力って何だ?と思うのだが、上記の"解釈""主観"はキーワードだなと思う。
人間の知的生産プロセスは「知覚・思考・実行」という3つのステージから成る。思考の重要性はよく言われていることなので、いつもその力の付け方には注目する。しかし、本書では、思考以前の知覚力こそが優秀な人材が持つ特徴だという。近年、デザイン、アート、哲学、リベラルアーツの重要性が説かれる理由は本書を読めば、理解できる。物事の見方、見えている世界が違う、と優秀な人を見るとそんな感覚があると思うが、まさにそれが知覚力の違い。優秀な人は、目の前の状況や世界を徹底的に観察する。絵画を観察するように世界を見ている。私も本書にあるその絵画を観察するように世界を見る技法を身につけて、「目のつけどころ」が極まっていけばと思う。
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思考力よりもまずは知覚力だ、というところから始まる。
意外と人間って見えていなくて、例えば肺のスキャンした写真にゴリラが写っていることに気付かない医者が多かったり。そしてAIも観るということに関しては人間に勝てていない。
そんな知覚力を鍛えるにどうすべきかということで、いいトレーニングの題材になるのが区切られた小宇宙空間である絵画だそうな。
最近こういった美術品を見ることの効用を説く本が多いし、実際取り入れている教育機関や企業があることを考えると効果はあるんだろう。
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「13歳からのアート思考」など、最近増えてきたアート(知覚力)について語られた一冊。情報が多すぎて、何事も予測不能な現代において、物事を視覚的に捉えることで本質を観る力を養うための手法が解説される。実際の絵画の画像を使った(超簡単な)ワーク的な内容も混ぜつつ説明されているのですごく分かりやすかった。知覚力は、歴史・美術・心理学・脳科学などを横断して語られるトピックなので非常に奥深い。これを読めば、世界の有名企業家等がアートを収集する理由もわかると思う。
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私はアートに興味があるので、素直に月一くらいは美術館に行ってみようという気になった。
アートに興味がない人や、前提知識をあまり持っていない人にはハードルが高く感じるのではないかと思う。本書で紹介された複数の絵画が宗教や神話に関する前提知識を求めるもので、筆者の解釈を読んでも「やはりアートは難しいな」と身構えてしまう人もいるのではないだろうか。
本書に登場するあらゆる人物(著者を含む)がそもそも超エリートばかりだったので、私のような凡人がトレーニングをしたところで、後天的に身につくような力なのか?という疑問もあるが、自主練をするだけでも物の見方に変化を起こせるということならかなり面白い話だと思う。
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いつも左脳しか使ってなさすぎて、あんまり理解出来なかった。自分の頭が悪すぎて驚いた
右脳をいかに使って知覚力を身につけるか非常に丁寧に書かれている。
もう少し先で読み返したい本NO.1
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絵画をみるポイント、そもそも知覚するとは?知覚力を分解して、ビジネスやイノベーションでどう知覚力を活用しているかを解説してくれる本。
いかに活用できるものか、ぐいぐい読ませる。実際自分の感覚を研ぎ澄ますために、本書が教える観点で絵画や街、そして人をみてみたいと思った。
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使われている文章が分かりにくく、すんなり理解できませんでした。
また、知覚力の大切さを長々と述べた割には、肝心の磨き方の薄さ…
本題としては5章以降。しかも絵画といいながら中途半端にビジネスが挟まれてきます。
大切なのは
・バイアスに囚われず見ること
・ビジネスでいうところのMECE(「漏れなく・ダブりなく」)見る
というところでしょうか?
残念ながら、帯に書かれている
"目のつけどころがいい人は世界をどう観ているか?"
は良くわからず終わりました。
今後絵画を見る際は、今までより時間をかけて細部まで見るように心掛けます。