か「」く「」し「」ご「」と「（新潮文庫）

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投稿者：Haido　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

4人の登場人物のそれぞれの思いがすれ違うもどかしさや読者に考えさせる形になっていたと思います。もどかしい感じが苦手だとしんどいかもしれません

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投稿者：chieeee　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

何?この高校生活。めちゃくちゃ楽しそうなんですけど…。心が澄んでいる子ばっかりのグループで妬みやひがみは全くない。妬みやひがみというよりは、憧れだったり、羨ましがったり。友達相手にみんなが相手の事を素敵な子だと言い切る事が出来るって凄い!1人ずつ特殊能力があるにも関わらず、やっぱり自分の事となると分からなくなるのも頷ける。高校時代は遠い昔だけど、こんな高校生活を送る事ができる登場人物達が羨ましい。そしてラストは「???どういう事???」って終わり方も何だか好きでした。

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投稿者：はたけ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

日常の中のそれぞれのキャラクターがしっかりとしている。感情がそれぞれ動いているのが、学生らしさかなと思う。

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投稿者：JUN　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

不思議な、
それぞれは小さいけれど
人間関係を簡単に覆てしまえそうな
秘密の力を持った5人の高校生。
京、ヅカ、ミッキー、エル、パラ。

矢印や記号など
それぞれの形で人の心が見えてしまう力。
それをうまく使って
表現しづらい人間の気持ちや距離感を表す。
そんな住野先生の能力はさすがの一言。

純粋で真っ直ぐで
きっとどの子のどの一瞬にも
共感できると思う

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投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「人の気持ちが記号でわかってしまう。」という 使いようによっては結構役に立つ しかし危険性もある能力を持った 高校生たちの物語である。
いくらでも犯罪めいたストーリーにも仕上げられるのだが、この作者は悪意のない爽やかな青春学園物語に仕上げている。デビュー作がとても有名な作者であるが、人の生死を用いることによって、嫌でも感動的な物語する手法には違和感を覚えた。それに引き換えこの作品は特殊な能力を扱いながら、それを悪用せず爽やかな物語に仕上げたところはとても良いと思った。

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投稿者：Todoslo　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

性格も考え方も違う5人の男女が、上手くバランスを取りながら高校生活をエンジョイしています。ちょっぴり不思議な力を使いつつ、未来へと歩んでいく姿が爽やかでした。

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投稿者：makiko　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

『君の膵臓をたべたい』の展開がありきたり過ぎて、この作家の作品は二度と読まないつもりでしたが、新潮文庫100冊に入っていたので、読んでみました。こちらは、高校生の心の動きに奥深さがあって、予想していたより楽しめました。他人の感情や心の動きを一部だけ読み取れる高校生５人が、それぞれ他の４人の感情を察知し、自分の心の葛藤を経て成長していく話。この年代なら誰でも迷ったり悩んだりしそうな事柄なので、中高生なら共感しそうな作品でした。

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投稿者：エムチャン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

五人が、爽やかで、好感度は、二重丸です。それぞれ特殊能力を持っていますが、それなりに悩んだり、考えたり……。自分の高校生時代は、遠くなりましたけど、こんな風ならなぁ