- 販売開始日: 2020/10/29
- 出版社: 言視舎
- ISBN:978-4-905369-97-4
古事記の根源へ
著者 村瀬学
『古事記』は鉄=火の神話であり、その「火」が「日」にすり替えられる仕組みを読み解き、国家成立の謎に迫る。古事記を稲作神話と読む代表例として、三浦佑之氏の『NHK100分 ...
古事記の根源へ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
『古事記』は鉄=火の神話であり、その「火」が「日」にすり替えられる仕組みを読み解き、国家成立の謎に迫る。
古事記を稲作神話と読む代表例として、三浦佑之氏の『NHK100分 de 名著 古事記』を取り上げ、どこがどう違うのか、細部まで検討する意欲作。
古事記の一見荒唐無稽にみえる物語は多義的な「謎かけ」であり、「あらすじ」を読むだけでは理解できない。これを稲作神話と天皇制に収斂させるのではなく、「喩=メタファー」「詩的形象」として多義的に読み解いていく画期的試み。古事記をめぐるこれまでにない「謎とき」を愉しむ一冊。
目次
- はじめに
- ノーベル賞物理学者・朝永振一郎とギリシア神話
- 日本の神話には「火の神話」はなかったのか
- 一 「世界と人間の誕生」の検証
- 古事記の成立時期について考えることの重要性
- 古事記と日本書紀の違いと、『銀河鉄道の夜』の遺稿の違いについて
- 古事記の上巻の神話篇は、「国作」りとして語られる
- 「ムスヒ」の神の「日」と「火」について
- 神話と「詩的な喩」
- 二 「カグツチの神話」の再発見──『100分de名著 古事記』の触れなかった神話
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む