是非紙の本を手にしてほしいです
2020/11/20 18:43
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投稿者:さかな - この投稿者のレビュー一覧を見る
描き下ろしの最後まで読んだあと綾城さんはおけパ中島が好きなんだなぁ中島いいやつだなぁと余韻に浸っている内に是非ともカバー下を見てほしい。
電子版は未確認ですが、電子版だとカバー下の描き下ろしを収録してない本も多いので。
内容としてはほとんどがツイッターで連載していた内容です。
JK時代の綾城さんと中島の話が読めます。
友川が綾城さんに送ったマロの全文も読めます。
描き下ろし目当てのかたは少し物足りなく感じるかもしれません。私はカバー下で大満足しました。
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投稿者:ぱぴぱぴこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に、二次創作をされてる方、二次創作を漁るのが好きな方に薦めたい作品です。
楽しいだけでなく、辛さもあるのが良いですよね。
二次創作が好きな人向け
2020/11/25 10:33
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツイッター掲載の「同人女の感情」が書籍化してタイトルが変わったもの。単行本化で各話の時系列が整理しやすくなったし、面白かった。
といっても、これに出てくる同人女の感情にはほぼ無縁なのだけれど。ずっとマイナージャンルで同人活動してるから…だろうか…。
逆に3話の「7年前の本が欲しい」はすごく分かる。これのアンサーの一つが6話だよね…。P68とP102のラストのコマが至言だと思う。
同人オタクあるあるではあるものの基本みんな善良
2022/02/21 05:44
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投稿者:暦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
Twitterで読んでた人には描き下ろしがあるものの、量的に物足りなく感じると思う。紙でも欲しい人向けかな。
毒マロどころか変な粘着もいれば凍結させようとする人間もいる現実からするとーの部分はかなりファンタジー的ではあるけれど、オタクの本を作りたい!とかそういう+の部分はあるあると頷ける
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Twitterでの投稿を見てて興味が出たので購入。
内容的にはTwitterの漫画+七瀬さんの小ネタ+綾城さんの小説投稿初期の話。
Twitterでの漫画の再収録って感じなのでそこまで目新しさはないかも。
綾城さんの過去話がどうしても知りたいなら購入して読んでもいいかなぁ。
以下ネタバレ含む感想。
綾城さんが小説を書き始めたときの話では、綾城さんに小説書きを勧めたオンラインの友人が綾城さんを妬んでWeb拍手(懐かしい)で批判を言い、そこで綾城さんが悩んでおけけパワー中島に相談をするシーンがあるんだけど、ここのおけけパワー中島がすごかった。
書き始めてすぐ人気が出た綾城さんを妬むでもなく同情するでもなく、友人として字書きとしての尊敬も込めてアドバイスをする…なんてやつなんだ…。
おけけパワー中島の絵は結局出てこず仕舞いだったけどその概念っぽい感じの登場がいいのかもしれない。おけけパワーすごい。
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毎週土曜楽しかったので敬意を表して購入。
フォローしてないけどTLが一斉に話題にするから更新がわかる、嫌いな人も読んでてひとこと物申してるの読むの楽しかった、まさに同人女の感情。
七瀬はおけパ島ブロックしなよ、そんなに性格わるくなって… いやおけパ島がいなかったらサークル初参加できなかったしな… 性格いいやつが面白い小説書けるか言われたら、どうだろう偏見だろうか。一緒参加できる友だちできたらいい…
ラテアートアイコンが柚木なんだろう、鼻水流すほど小説読み込んでおいて嫌いな姿勢を崩さない君が好きだ。アンチジャイアンツは本当はファンみたいな話しじゃなくて本当に嫌いなんだ。
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こういった作品が出たこと自体が素晴らしいと思うし、自分は単行本を購入しましたが、
書き下ろしは少ないし、まとめ読みの楽しさがTwitterで公開される度に読んでいた時を超えることは(個人的に)なかったので、物足りないです。
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登場人物みんな努力が凄い…!継続して頑張れる姿が眩しい。
一番憧れるのはおけけパワー中島。コミュ強で神作家と長年の仲良しで書く話も面白いとか最強の人物では。
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Twitterで読んで、絶対に買うと決めていた。
この漫画が、私にとっての綾城さんの小説です。
全ての神たちに感謝。
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面白かった…
読んでいるうちに、いろんな感情がどっと沸いてくる感じがあって…共感したり、いたたまれなくなったり。
「7年前の本が欲しい」とか、「0件ジャンル」とか、正体不明の熱い何かに突き動かされて、猛然と行動していく激情と偏愛のわかりみがすごすぎて涙。
そしておけパの立ち位置に憧れたり、嫉妬したりするのも。七瀬の、おまえは綾城さんの何なんだよ…というおけパへの感情がリアルすぎで。
描きおろしで、綾城がおけパを大事にする理由がわかったりしたのが良かったです。これは綾城以外ほかの誰にもわからない納得の理由ですね。
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令和の毒吐きネットマナーだ!!!駆け出しオタクは全員読め!
神作家が生み出すものはほとんどのオタクを揺さぶり作家にはありとあらゆる感情を向けられるけれど、その神作家は「神作品を産む作家」であって「神」ではない。ネット画面の向こう側にもひとりの人間が居るんだよ、という、ま〜〜〜何年も何十年も言われ続けて皆が気をつけようねと言われ続けていることをものすごくストンと落ちやすく漫画にしてくださったなぁ〜!という感想。
すべての登場人物の感情におぼえがあり、おそらくこれからもオタクとして生きる我々はこのことを漫画を通して客観的にきちんと適切さを自身に戒める必要があるなと感じる。
出てくるオタク、みんなちゃんと負の感情に向き合って無闇やたらに相手にぶつからないから偉いな〜と思う。アンガーマネジメントがよくできてる。
でもまぁそれだけじゃなくてオタクとして「好きな事やものは楽しもう」というのがすごくいいなと思う。
綾城さんの書き下ろし、とってもよかった!
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Twitterですごい話題になっていた同人女の感情が本になったよー
という本
2000年代後半くらいのファン活動事情とか詳しくて面白かった。
私はアニメやゲームにハマったとしても、インプットするばかりでアウトプットが上手く出来ないし、何より書きたいと思えるものがないので、精力的に執筆活動ができるというのは羨ましいな誰でも出来るものじゃないなと感心しました
だけど前提として、二次創作は所詮他人の褌で相撲を取っているのに過ぎず、純粋にオリジナルの世界観を生み出していない作家を神とまで崇拝して、それとの付き合いに己の価値を投影する人間は好きになれないです
でもスキルとしてのライター能力良いな〜!
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創作活動をしている人はほとんどの人が「あるある!!」「分かる!」ってなりそうな内容で、でも読んだ後に初心を思い出させてくれた漫画でした!
おけパさんの存在たるや……っ
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なんだ、この身に覚えのある感
満載の本は(笑)
綾城さん、実は本編中に
「作品」は一行も載ってないのに
読み手側の「神」感がすごい。
そして人格者…
本当にこんな「神」対応してくれたら
みんなファンになっちゃうよ〜。
なんだろうねぇ、もうねぇ
サラっと読んで終わりかと思ってたけど
しばらくかみしめられそう。
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Twitterで一部界隈を大いにざわつかせた、同人ジャンルにおける神を多視点で描いたTwitter漫画の書籍版である。
更新されるたびになぜか脇役の「おけけパワー中島」の方がトレンド入りしていたのはご愛嬌だが、綾城という名の天才字書き(二次小説家)=神を中心に、その周囲の人々の視点で彼女を描いた作品である。
この作品は何といっても、ディテールの描き方と同人界隈の人間の情念を描く様が凄まじい。
前者においては、例えばそれは検索ワードの選び方であったり、かつての個人サイト全盛期における夢小説系サイトの面倒くさい姿であったり、わかる人にはわかるタイプのディテールの細やかさがこれでもかと描かれている。
後者はこの漫画の軸と言っていい。
オタク特有の面倒臭さを一切脱臭せずに描いていて、神と親しくしている人物への嫉妬だとか、同ジャンルで競う相手への反感だとかをまざまざと描いている。
そしてそのベースには
「創作を行う燃料は負の感情である(場合が多い)」
という事実がある。
感想に一喜一憂するような可愛らしい心情もあるが、神とされる人への「コイツの解釈が正解扱いなの、ホント気に食わない」といった感情まで丁寧に描かれているのだから、素晴らしい。
腐向けジャンルをベースにしながら、その部分ではきちんと臭みが取られているので、同人や二次に詳しくない方でも読める良質な現場ルポ漫画である。
地味だが、おけけパワー中島の存在も大きいところだ。
神の親友というイラっとする立ち位置で出演し、徐々に
「あれ、コイツめっちゃ良いやつ……」
と思わせていく構成などもよく計算されている。
不人気ジャンルに繰り出した渾身の二次創作を一番乗りでお気に入りし、感想ツイートまで上げる彼女はあまりに眩しい存在だった。
光のオタク扱いを見かけた記憶があるが、まさにそれ。存在自体がエモい。
正直、紙の本として読むよりTwitter上で読んだ方が魅力を感じやすい漫画ではあると思う。
ワンクリックとページをめくる動作はどうしても違う。そこに違和感はあった。
ただ、それを推しても推薦するに足るだけの内容であり、そこで描かれた情念の濃厚さは甚だしいものがあった。
というわけで、総評として星五つで評価したい一冊である。
上述したように、腐向け要素はほぼ皆無なので、男性にも問題なく読める作品である点は付記しておきたい。