エーミールと探偵たち
著者 エーリヒ・ケストナー , 池田香代子
おばあちゃんをたずねる途中の列車で,大切なお金を盗られてしまったエーミール.ベルリンの街を舞台に,少年たちが知恵をあわせて犯人をつかまえる大騒動がくりひろげられます.
エーミールと探偵たち
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目次
- 話はぜんぜんはじまらない
- ここに取り出したるは十枚の絵
- 話が、ようやく動き出す
- 1 エーミール、シャンプーを手伝う
- 2 イェシュケ巡査、なにも言わない
- 3 いざ、ベルリンへ
- 4 めちゃくちゃ走りまくる夢
- 5 エーミール、ちがう駅でおりる
- 6 市電一七七番
- 7 シューマン通り、大さわぎになる
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大好き!
2015/08/31 21:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nazu - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校三年生の時に初めて読んでから、事あるごとに読んでいます。とにかく少年たちの行動力と結束力がすてき。挿絵も、今見てもおしゃれで言うことなし。
きっと、誰もが楽しめます
2001/10/03 20:50
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3307 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人になってから、必要に迫られて、しばらく児童書を読んだ時期がありました。色々読む中でケストナーと出会い、ファンになったんです。本書は、岩波少年文庫で登場したことが嬉しくて、純粋に自分の楽しみのためだけに買いました。
本を読んでいると、時々胃もたれを起こすことってありますよね。何か読みたいけど、これといって読みたい本がない。そんな時に、手にすると良いと思います。大人も子供も楽しめる一冊。手にしっくりくるサイズですから、通勤本にだってできます。
読了されたら「ふたりのロッテ」や「飛ぶ教室」もオススメ。
ドキドキ!スリリングな冒険
2016/02/27 18:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっきー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツの片田舎の少年が、大都市ベルリンへ向かう電車内で泥棒に遭い、そして捕まえる物語。
子供時代に読んだ覚えのあったこの物語を改めて読んでみた。訳者さんのあとがきにあるように、新しいものがどんどん溢れて当然な今と違い、当時は新しいものにスリルがあったであろうナチスの下にあった時代・・・。
エーミールとその仲間たちが子供らしい想像力で結束し、捕まえていく姿はすがすがしくて嬉しくなった。
そして、トリヤーのイラストがなんともエーミールを可愛らしく表現している。思えば、小学生の頃に読んだケストナー全集はトリヤーの挿絵だったことを思い出した。
大人でも楽しめる冒険物語
2016/12/31 02:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:四月うさぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ベルリンを舞台に、エーミールが小さな探偵たちの協力の下、盗まれたお金を取り戻す物語です。大都会はスリルで溢れていますね。私もベルリンに旅行したとき、路地裏に連れ込まれて現金を盗まれたことがありますが、警察に行っても面倒くさそうな対応をされて悲しい思いをしたことがあります。窃盗くらいでは、ドイツの警察は動いてくれません。警察に頼らず、自力でお金を取り戻したエーミールは素晴らしい。でも、本当に危険なので真似をしない方が無難です。
90年前の物語。
2015/08/15 20:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても90年前に書かれた物語とは思えません。
今の小学生でも楽しめるお話だと思います。
エーミールのコンパートメントでの描写がうまく、子どもの頃の気持ちを思い出しました。
息子はシリーズものだと思ったようで、続きが読みたいと言っていました。