教養として学んでおきたい神社
著者 島田裕巳
神社について学ぶ。それが、この本の目的です。多くの人たちは、普段神社とかかわることは少ないかもしれません。ですが、正月になると、神社に初詣に出かけます。子どもが生まれたと...
教養として学んでおきたい神社
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商品説明
神社について学ぶ。それが、この本の目的です。
多くの人たちは、普段神社とかかわることは少ないかもしれません。
ですが、正月になると、神社に初詣に出かけます。
子どもが生まれたときの初参りや七五三の際にも、神社に参拝します。
神社は、私たちの日常の暮らしのなかにしっかりと根づいています。
それは、私たち日本人にとって、神社という存在が必要不可欠なものであることを意味します。
本書では、神社で祈ることの意味、その場所が持つ価値、神社の成り立ちや
神仏習合、神仏分離といった過程、神社の格などについて、
宗教学者の島田裕巳先生に詳しく丁寧に解説していただきます。
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素朴な疑問にはほとんど答えず、内容に偏りあり
2023/07/23 17:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直言って、神社について何も知らない(神社と寺院のちがいや、かつては神仏合が当たり前であったことなど)人には、「927年(延喜5年)に定められた延喜式によって」、といった歴史の説明が多くて「教養」というには細かすぎる(著者は宗教学者だからそのような説明はお得意であろうが)。
また、ある程度知っている人にとっても、なぜその祭神が祀られているのか(八幡神とはいったい誰なのか)、神職はどういう資格をもった人なのか(世襲?異動はあるのか?)、社殿の中には何があるのか(寺院のように仏像があるわけではない)、といった素朴な質問にはほとんど答えず、たとえば神社の格付けについても、社格制度や神階とは別に「二十二社」の制度や、一宮と総社があった、とあり、これもわかりにくかった。
難解で読みにくいということはないが、内容に偏りがあって、これで神社に関する教養が身につく、とは言えないと思う。