たんたんとタント【単行本版】

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投稿者：白菜　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こちらは作家さん買いではなく出版社買いです笑笑
ここの出版社もう好き過ぎる！！
個性のある作品の数々を世に送り出してくれて
有り難いです。

この作品は読んでいてホッコリする物語でした。
是非オススメしますので読んで皆さん！

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投稿者：sice556　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

大きなハプニングもなく、
田舎の幼なじみの高校生二人が、互いに向き合って、
喧嘩しつつ、一緒に歩いていく過程を、
描いてます

どこにでもいそうな二人とよくある日常

ですが、読み終わったあと「よかった」と安心できるお話

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投稿者：咲耶子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

どっちが「たんたん」で「タント」かと思ったら、瞬平と幸太郎（コタ）でした。
お互い一番理解してるし、特別でなくてなならない存在同士。当たり前のように一緒にいます。
自分の気持ちを持て余してすれ違ったりもするけど、離れないように努力もします。
それぞれの母親が二人のことを理解しようとしてるのが最後の最後に感じられるのも良い。

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投稿者：なや　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

すっごく、良かったです。
やばい！これ、めっちゃ好きです。
続編希望します！
もっと、この2人をみたい！

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投稿者：はっしー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

幼馴染の高校生男子が田舎のゆっくりとした日常の中で恋をしていく
絵も綺麗で田舎の雰囲気も満喫しながら可愛い2人に癒されました。
ほのぼの系です。

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投稿者：匿名　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

田舎のどこか懐かしいような雰囲気が好きでした。お互いのことを大事に想っているのが伝わってきて良かったです。

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投稿者：kaya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

こんな男子たちが身近にいたら絶対癒しでしかない…
二人の緩やかで優しい愛情にほっとする読み心地でした。

のどかな田舎風景の中で二人だけがきらきらと眩くて、
そこでの時間が宝物みたいに思え、いとおしかったです。

高校生のコタと瞬平は同級生で、幼馴染で、お隣さん。
小柄で人懐こくて、誰からも愛され体質なコタと人見知りでクールな瞬平は
正反対のタイプですが、幼い頃から兄弟のように一緒に育ってきました。

けれど、二人だっていつまでも子どものままではなく、
放課後の空き家でこっそり抜き合ったりする仲でもあります。

古びた空き家、というのが何とも言えぬエロティシズムを漂わせますが、
当の二人は性欲処理感が強く、どうにも色気がありません(笑)

だけど、実は瞬平はコタに特別な感情を抱いていました。
それは友達以上で、コタを自分のものにしたいと言う性欲で、愛情。

いつも隣にいるからこそ、伝えられない恋心を胸の内に秘め、
せめてコタが誰かのものになるまでは、といつかやってくるであろう
初恋の終わりを待ち続ける瞬平の切ない想いに胸が締め付けられます。

ずっと一緒だからこそ、言葉にしなくても分かり合える部分があって、
そんな二人の関係性が心地よくもあるけれど、好きという気持ちだけは
口にださないと伝わらない。

いつもコタとニコイチで、コタと一緒にいるときだけ声をあげて笑ったり、
待ち受けをコタにしていたり、さりげなくコタの好みに合わせてやったりと、
そっけないようでいてコタにはすごく優しくて、こんなにわかりやすいのに…

それでもコタは気付けません。
互いが互いの一番で、隣にいることが当たり前すぎて。
そして、それは高校を卒業しても変わらず、コタにとっては当然の未来。

だからこそ、瞬平から突き放されるとコタはとても弱い。
瞬平から想いを告げられたときもコタは戸惑いながらも、受け容れようとします。

一見、瞬平がコタに執着しているようで、それはコタも同じ。
対等な関係の一方で、共依存的な二人。

だけど、正直この時点のコタは親友からの突然の告白に
まだ気持ちの整理がついていないように見えず、その返答も
ただ、瞬平を失いたくないという一心から出た言葉で、
瞬平もそれがわかってしまったからこそ、
「俺の好きとコタの好きは違うんだよ…」と言ってくれたんだろうな。
でも、その事実を誰でもない瞬平が突き付けてやるというのが切なすぎました。

両想い後は「好き」がだだ漏れ、イチャイチャする二人が
甘くすぐったくて、萌え悶えました。
瞬平の膝の上に乗っかり抱っこされているコタの可愛さよ…
なんだかんだでこの二人って終始ベタベタしてるんです。
この親友ならではの距離感の近さというか、密着度がたまりません♪

個人的にいかにもな「母ちゃん」溢れるコタ母も好きでした。
瞬平を自分の息子同然に扱うところも素敵だったし、
本当は息子たちの関係にも気付いていたのではないかなと。
瞬平母を「いいのいいの」と宥める姿に、そんな気がしました。

いつか大人になった二人のお話も読んでみたいです。

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投稿者：やさし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いなかでずっと一緒に育ってきたふたり。でも相手への感覚はちょっと違うのかなというのがじわっとわかってくる感じがいい。これから何か起きそうな雰囲気が怖いような楽しみなような。自然にぴったりなふたりと、緑が染み入るような透明感が印象的な表紙の絵が美しい。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

田舎暮らしの男子高校生による日常系BLです。

ネタバレがあります。

●高校二年生の攻め・麻沼瞬平（通称シュンペイ）
●高校二年生の受け・大山幸太郎（通称コタ）

栄えた町まで行くには山をひとつ越えなくてはならない田舎に住む瞬平と幸太郎は、家が隣同士（ただし田んぼ道を抜けて数分）で家族ぐるみで仲がよく、同級生で幼馴染でもあります。小さい頃からずっと一緒のふたりですが、コタに恋している瞬平は・・・

早くからそーゆー目でコタを見ていた瞬平と、無自覚だったコタ。一緒にいることが当たり前過ぎて、そこからどう踏み出すのかドキドキしながら読みました。10代ならではの交友関係や悩みや葛藤が痛々しく、甘酸っぱいです。

そして大学生になってからエッチ解禁したふたり。えらい！

一方でモヤモヤの瞬平ママをコタのお母さんが宥めているシーンを見て、ひょっとしてコタのお母さんは、から揚げの時点でふたりの仲に気付いていたのでは・・・？と想像。同居の許可もあっさりだったし。だとしたら、キューピッドはコタのお母さんかもしれません。ありがとう！

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投稿者：aja　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの「タント」はたぶんイタリア語の「たくさんの」という意味じゃないかな。

田舎の幼馴染の二人の生活は、
タイトル通り淡々と過ぎていくのですが、
家族同然に過ごしているのに家族じゃない、兄弟でもない、
でも、恋人でもないというとても曖昧なところを行ったり来たり。

お互いにそれが「恋」で「独占欲」で「欲」だと気づくまでが、
淡々と、田舎の風景と男子高校生の日常と共に描かれています。


ちょっと不愛想な子と、やんちゃな子、という組み合わせが好きな人はぜひ手を出してほしいです。

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投稿者：はいね　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

表紙がとても気になって。
前半はサラッと読んでいたけど独占欲とか同じ好きじゃないとか後半グッと面白かった♪
ただ絵があまり好みじゃないのかも・・・