- 販売開始日: 2021/03/05
- 出版社: 大洋図書
- レーベル: HertZ&CRAFT
- ISBN:978-4-8130-3278-6
囀る鳥は羽ばたかない 7【特典ペーパー付き】
著者 ヨネダコウ
平田との抗争終結から四年。矢代は組を離れ、闇カジノの金主として稼いでいる。カジノには時折、三角が訪れ、そろそろ真誠会に戻るようせっつかれていた。一方、矢代から捨てられた百...
囀る鳥は羽ばたかない 7【特典ペーパー付き】
商品説明
平田との抗争終結から四年。
矢代は組を離れ、闇カジノの金主として稼いでいる。
カジノには時折、三角が訪れ、そろそろ真誠会に
戻るようせっつかれていた。
一方、矢代から捨てられた百目鬼は、真誠会と
良好な関係を結ぶ三和会系桜一家の組長・綱川の下で
ヤクザになっていた。
四年間、一度も会うことのなかった矢代と百目鬼。
けれど、ある事件をきっかけに再会して!?
止まっていた時間がついに動きだす!!
【協力書店様共通の特典ペーパー(1P)を巻末に収録配信!!】
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やっと再会できたのに…!
2021/03/18 23:36
11人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kaya - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の抗争終結から四年後。
矢代は組の解散後、ヤクザを辞めて闇カジノの金主となり、
百目鬼は三和会系桜一家の組長・綱川の下でヤクザになっています。
真誠会の解体後、矢代に捨てられ、それでも同じ世界で
生きていきたいと百目鬼が頼ったのは三角でした。
けれど、何度頼み込んでもその願いが聞き入れられることはありませんでした。
そんな愚直で諦めの悪い百目鬼を見かね、動いたのは意外にも天羽でした。
旧知の仲である綱川に百目鬼を預かるよう口利きをしてくれたのです。
そして、その後桜一家での四年間で立派な極道に成長を遂げた百目鬼。
寡黙さは変わらずですが、顔の傷の迫力もあって、凄みが増しています。
綱川からも働きぶりを認められる一方、小学生の娘も百目鬼に
特別に懐いていて、この二人の関係はちょっとした癒しでした♪
元警察官なのだから己の信義に反することもあったろうに、
自分を捻じ曲げて極道の道を歩んできたんだろうな…
少しでも矢代と繋がっていたいがために四年も耐えてきたのか
と思うと、その重すぎる愛に胸が締め付けられます。
けれど、ある事件で同一の男を追うことになり、
図らずも一度は違った矢代と百目鬼の道は再び交わり始めます。
そして、捜索の過程で遂に二人は四年越しの再会を果たします。
この時の二人の表情ったらもう…無表情なのに不思議とその内にある
驚きや喜び、失望と、複雑に混ざり合った感情が目に見えるようです。
嬉しくて堪らないはずなのに、二人の表情が痛々しくて辛い…。
わざとらしく距離を置く二人にもう昔とは違うんだと思い知らされます。
百目鬼を前にするとツンデレを発動して「忘れてた」と言い出す矢代。
冷静ぶっているけれど、内心の動揺がありありと伝わってきます。
そっけなく振舞ってはいても夢にも出てきたり、
矢代が百目鬼を忘れられるはずがないんですよね。
百目鬼が矢代のことを敢えて「頭」と呼ぶのも、知らないふりをされて、
二人の過去をなかったことにされるのが嫌だったのかなって。
一緒に過ごした時間や二人の間に一時でも通った想いを
思い出して欲しかったのかなと思えて切なかったです…。
再会後、百目鬼が一瞬昔の百目鬼の表情に戻っているのも泣けてしまった。
作中では矢代と井波の関係が続いていると思える描写もありますが、
個人的には百目鬼と結ばれて以降、誰とも身体の関係はないのでは
と淡い希望を抱いていました。
けれど、百目鬼に「今も変わらず誰とでもするんですね」と
言われたときの矢代の反応でそれは確信(願望込み)へと変わりました。
だって、このときの矢代、傷ついたような顔をしていませんか?
けれど、その言葉を否定もせず
「たかが四年でどうして変わってると思ったんだ?」と返す矢代。
対する百目鬼の「そうですね、そう簡単に変われるわけがない」というのは
何があろうと変わらない自分の矢代への想いのこと、だと思うんですよね。
でも、そんな一途な想いも矢代にはうまく伝わらず。
言葉が足りないのか、すれ違ってしまう二人。
伝えたい想いは溢れる程あるのだろうに、相手から
顔を背けるように意地を張り合う二人が焦れったい…
最後は百目鬼の衝撃発言で次巻へ続きます!
連載を追いかけよう!
2021/03/05 21:15
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨネダコウ先生のファンになるのが遅く、このシリーズの6巻を読んでから、この7巻を読むまで約1年。
本当に長かったです。
前作から4年経っていますが、やはり、百目鬼は矢代さん一筋。
今後どうやって、矢代さんの元に戻れるのでしょう?!
こ7巻も、続きが気になる終わり方です。
もう、待ちきれないので、連載を追いかけていくことに決めました。
それぐらい、今後の二人が気になる7巻のエンドです。
7巻!
2021/03/05 19:10
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨネダさんは、一つ一つのセリフがとても深くて、考えさせられます。
登場人物のちょっとした表情の書き分けも、とてもうまくて、しっかりと見ないと、見逃してしまいます。
ストーリーはシリアスなのに、笑いの要素もちゃんとあって、BLということで、濡れ場を入れないといけない、という約束事もある中でも、無理に入れた、という感じにもならず、ストーリーの流れに、ちゃんと即しているところも、素晴らしい。
本当に傑作です!
いつまでも、続いて欲しい作品です。
気になってた
2021/03/05 09:39
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ささ - この投稿者のレビュー一覧を見る
平田の事が片付いて終わりかと思っていたらNextstageへって感じで終わった6巻。
展開がずっと気になっていました。
またしても気になるところで終わってしまった…。
7巻が出たばかりですがもう8巻が読みたくて溜まりませんw
続きが気になります
2021/03/05 03:41
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きー - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作から四年後のそれぞれの人生が、再び複雑に絡み合っています。想い合う気持ちに優しさが溶け込んでいる言葉の数々が切ないです。次作が早く読みたいです。
ひたすら切ない
2021/04/07 21:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かの抗争から4年後。当巻はひたすら切ない、本当に早く二人がくっついて欲しいです。もう切なすぎて辛いです。
ヤバい
2021/03/17 18:14
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
作家さん買いです。
もう待ちに待った新刊ですわ笑笑
ここからは大きく第二部って感じです。
先が全然読めないのがまた一つの楽しみです。
もうすでに続きが待ち遠しいです涙涙
4年後
2023/06/15 15:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
あれから4年後、物語が動き出すまではそれぞれの現在の状況が描かれます。そして運命的にまた再会する二人。でも百目鬼は随分雰囲気が変わっていて、矢代さんも読者も戸惑ってしまいます。気になるところで終わるので、続きが早く読みたいですね
再会
2023/04/12 04:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
百目鬼の表情が、殆ど変わらないけど、居酒屋で会った時だけ、ちょっと苦しそうな顔していました。一方、いまはどちらかというと矢代さんの方が、表情とかに出やすくなっている気がする。百目鬼なに考えているのかな。
四年後
2022/11/30 22:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ao - この投稿者のレビュー一覧を見る
平田との抗争から四年の月日が経っていて、矢代と百目鬼の立場が大きく変わっています。特に百目鬼の立場は全く異なるものになっていて、今までとは違う距離感にソワソワ落ち着かない気持ちになりました。いいところで終わってしまい、次巻が待ち遠しいです。
縁
2022/03/27 10:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
組を持たずに自由でいる矢代と、極道に執着する百目鬼のつながりは、切れそうで切れない。でも、百目鬼は少し変わったのかもしれない。矢代はそのことを感じて、強がってる風に見える。
切ない
2021/12/10 23:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
切なすぎやしませんか、なんかもう。。。もう。。。幸せになってほしい。
サブキャラはみんないい味出してるのが癒やしです。あぁ次巻が待ち遠しいです。
再会
2021/05/16 17:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
矢代さんと百目鬼くん、四年ぶりに再会です。
堅気に戻したくて捨てた男がすっかりヤクザになって矢代の前に。
百目鬼くんはどうしても矢代と同じ世界にいたかったんですね。一途です。
もう部下ではないと知った百目鬼くん、どう出るかな。楽しみ。
色事なしですが、極道の緊張感あふれる巻でした。
待ちましたぁ
2021/04/29 20:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paseo - この投稿者のレビュー一覧を見る
6巻がシリアスできつい結末だったので
7巻待ちに待ってました。
百目鬼とのその後が気になって気になって。
でもすぐ続きが読みたくなるとろこで終わって
しまった。8巻がまちどおしいです。
次に期待
2021/03/14 14:49
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うさ猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人の掛け合いは殆どなく、盛り上がるのは次の巻からででしょうか。ただ中年の色気でしょうか、素敵でした。