服飾師ルチアはあきらめない ~今日から始める幸服計画~
著者 著者:甘岸久弥 , イラスト:雨壱 絵穹 , キャラクター原案:景
「もう、あきらめたりしない」緑の髪に青の瞳――地味な容姿の自分は決してかわいくなれないと思っていたルチア。しかし幼少期のある出会いをきっかけに、彼女は誰に何と言われようと...
服飾師ルチアはあきらめない ~今日から始める幸服計画~
商品説明
「もう、あきらめたりしない」
緑の髪に青の瞳――地味な容姿の自分は決してかわいくなれないと思っていたルチア。しかし幼少期のある出会いをきっかけに、彼女は誰に何と言われようと、大好きな服を着る、気に入った髪飾りをつける、自分が好きなものを好きであり続けると、そう決心する。
成長し、いつか自身の工房を持つことを夢見て日々服を作り続けるルチア。そんな彼女は、友人のダリヤに頼まれて作ったとある靴下がきっかけで、新設される服飾魔導工房の工房長に任命されてしまう。
大抜擢ゆえのやっかみやトラブルも、夢の実現のためならなんのその! ルチアは仕事のかたわら、服飾ギルドを訪れる人々のお悩みも彼女らしく解決していって――。
『魔導具師ダリヤ』シリーズの人気キャラであるルチアを描いた新シリーズ!
いつか素敵な服で王都を埋め尽くす! 服飾師ルチアの幸服計画がここからはじまる!
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魔導具士だりやはうつむかないのスピンオフ作品。
2021/05/24 12:03
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
五本指靴下を作ったおかげでダリヤに巻き込まれる形になったルチアが、
服飾ギルド長に努力と成果を認められてギルド主導の工房長を任されながら経験を積んで成り上がっていく話。
もうこれ、表紙見たときからダリヤより好きになる予感がしてたんだけど、
一巻だけなら本当にダリヤよりも好みだった。
ダリヤと違って自己評価が低い卑屈な性格してないのが良い。
いや、ダリヤは日本人の転生者で、とりあえずすぐに謝罪したりする点がめちゃくちゃ日本人らしすぎるせいなんだけど。
ルチアは異世界現地人だから、知識チートとかもなくてひたすら努力の人なところが好感度高い。
あと、幼少期の「夕焼けのお兄ちゃん」との出会いで早々に吹っ切ってしまえたところも良かったんだろうなぁ。
騎士令嬢の話が一番好きだ。
夕焼けのお兄ちゃん、最初に出てから出番ないけどヒーローポジションなのか不安だったら、まさかのヨナスでびっくりだよ。
世界が狭い。ヨナスがこれからルチアと再会して幸服旋風に巻き込まれていくのならすごく楽しみだ!
縫い物系ハンドメイド職人必読!
2021/05/06 08:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る
服飾師として真摯な姿勢で、己の目標に向かって真っすぐ、前に突き進んでいく『ルチア』がとても楽しいです。『剣と糸』を武器として、日々戦う服飾職人さんの描写もいい。
『魔導具師ダリヤはうつむかない』のスピンオフですが、本編を読んでなくても充分楽しめる内容になってます(本編読んでると倍面白いけど…)。ダリヤよりルチアが好きになってしまった!
ダリヤ読者は読むべき
2023/02/21 19:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:餅太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルチアが主人公ではあるものの、ダリヤ読者は必ず読むべきである。本編では語られなかったものがルチアや近くの人々の目線で描かれている。特に番外編はトリハダものである。
服を着るならこんな風に
2021/07/06 22:01
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
メチャ面白かった。ダリヤを読んでいなくても面白いけど、カークが出てきたときはテンション上がった。訪れる客にはそれぞれ事情があり、ルチアの服が幸せを呼ぶ。私もルチアに服を作ってもらいたい。
ジャスミンのエピソードがお気に入り
2024/03/31 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Lily - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこの作品の関連作であるダリヤの物語を読んだことがあります。服に関するエピソードが複数収録されている短編集のような印象を受けた作品でした。登場人物の名前が覚えにくいと思いました。ジャスミンのエピソードがお気に入りです。双子のエピソードは、双子の妹の気持ちを考えると辛いです。ルネッタのデビュタントを台無しにした伯爵家の令嬢のことを、私はその後のエピソードを読んでも許そうという気持ちになれませんでした。冒頭の「夕焼けのお兄ちゃん」のエピソードを、番外編で「夕焼けのお兄ちゃん」視点で読めて良かったです。