異端の祝祭
著者 著者:芦花公園
失敗続きの就職浪人生・島本笑美。原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。街に溢れ返った異形のモノたちは、自分の姿が見...
異端の祝祭
商品説明
失敗続きの就職浪人生・島本笑美。
原因は分かっている。彼女は物心ついた時から生きている人間とそうでないものの区別がつかないのだ。
街に溢れ返った異形のモノたちは、自分の姿が見えていると分かるや否や、笑美に纏わり付いてくる……。
ある日、ダメ元で受けた大手食品会社「モリヤ食品」の面接で、笑美はヤンと名乗る青年社長と出会う。
出会ったその瞬間から、何故か自分に惚れ込んでいるヤンに心奪われ、笑美はそのままモリヤに就職することを決める。
しかし「研修」という名のもと、ヤンに伴われて笑美が見たのは、「ケエエェェェエコオオォォオオ」と奇声をあげながら這い回る人々だった――。
一方、笑美の様子を心配した兄・陽太は、心霊案件を専門とする佐々木事務所へ相談に訪れ……。
ページを開いた瞬間、あなたももう「取り込まれて」いる。
カクヨム発の「ほねがらみ」がTwitterでバズり大反響! ネット民を恐怖の底に叩き落とした驚異の新人作家が放つ、民俗学カルトホラー!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
カルトホラーにハマった本
2023/07/04 04:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沈丁花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほねがらみから芦花公園先生の本に出会い、私をカルトホラーのジャンルにどっぷりはめてくれた本です。
終始じっとりとした湿度のある文章ですが、後半の展開には驚きました。先が読めない面白い作品です。被害者である彼女があんなことになるなんて……
ねばつく恐怖
2021/06/17 13:00
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:望月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
生きるために行った就職先が変なブラック企業で、という所が入り口だが、ある団体の存在が見え隠れしはじめ、
取り込まれていく視点で書かれているため心理的に怖い。
次に臓物、汚物系の描写の執拗さが怖い。
生育環境の闇が怖い。
味方かと思っていた者が信じられなくなって怖い。
ゾッとするホラーではなくグロテスク寄りの怖さ。
語られてないことも多いのでシリーズ化しそうだが
グロ苦手な方はご注意。
シリーズ化して欲しい
2021/06/08 15:54
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
諏訪ネタと思わせて結局前作と同じキリスト教オチかよー!(ズコ〜)ではあるんだけど、三津田信三の作者シリーズまんまだった前作「ほねがらみ」よりこっちの方が断然出来は良いし、面白かった。
オカルトではあるけど毒親やカルトなど結局人間がヤベェっていうのは澤村伊智作品ぽくはあるけれど、丁寧な積み重ねもあって納得行く展開だった。それでもご都合主義的なところがかなり大きいけれど…。
面白かったです
2023/07/05 13:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー好き
あらすじを読んで気になったので購入
予想通り面白かったです
同じ作者様の他の作品も是非よんでみたい