准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影
著者 著者:澤村 御影 , イラスト:鈴木 次郎
怪異大好き准教授・高槻の元に「遊園地のお化け屋敷の鏡に幽霊が映る」という調査依頼が。長野での記憶を失って以来元気がない高槻を心配した尚哉は、彼を外に連れ出そうと依頼を受け...
准教授・高槻彰良の推察6 鏡がうつす影
商品説明
怪異大好き准教授・高槻の元に「遊園地のお化け屋敷の鏡に幽霊が映る」という調査依頼が。長野での記憶を失って以来元気がない高槻を心配した尚哉は、彼を外に連れ出そうと依頼を受けることを勧めるが――。
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あちらの世界とこちらの世界
2021/12/13 09:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:showan - この投稿者のレビュー一覧を見る
一般人が宇宙へも行けるようになった現在のこちらの世界。あちらの世界ではどのような思いでこちらを窺っているのでしょう。お月様にうさぎが、とか雷様におへそを取られるといったものは、本当に幼い子たち以外、現実味がなくなりました。天狗さまの存在も、うちわや牛若丸のお話で出てくるくらいで、そんな者いないよという人が大半でしょう。でも、あちらの世界は確実にあると思います。この作品もまたフィクションですから、あちらの世界もつ作られたものです。深町くんの怪異の世界は解明しました。本当にこんな人がいたら、それはそれはつらい日々だと思います。それについて。ほかのべっこう飴を選んだ人もいたのでしょうね。その人たちはどうなったでしょうか。彰良先生の謎解明もどう解明されるのか。霊を見たことのない私ですが、不思議と思うことは何度かありました。こんなことある?!と本当に信じられなく、これはあちらの世界を垣間見たのかなと思っています。あちらの世界こちらの世界からをのぞき見するような作品。もし現実にあったらと想定しながら、次の作品待っています。
本物の怪異
2021/05/27 23:21
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nandakanaa - この投稿者のレビュー一覧を見る
エピソードが3篇。冒頭の講義情景は睡眠中枢を刺激されましたが、謎解き部分は楽しく。3作目はホラーですが、高槻先生の謎にもだいぶ触れていて、次巻が気になります。
シリーズで1番ドキドキした巻かもしれません
2024/10/22 16:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆめこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高槻先生、深町くん、健ちゃん、生方先輩で遊園地に行く話が、面白かったです。
あとは、高槻先生の過去に関わる話、とある旅館の不思議な鏡の話と盛りだくさんでした。
次なる展開が楽しみ
2021/07/26 17:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語は明らかにフェーズが変わってきている。町田君の謎はある意味、前巻で説明がついたのだと思う。これからは徐々に、高槻の謎に迫っていくのだろう。今後の展開がますます楽しみ。
☆怪異か? 人為か?☆
2024/05/12 08:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【お化け屋敷の幽霊】
長野の《死者の祭》の件から1週間。高槻の記憶は、14日の朝以降バッサリと抜け落ちていた。これは、《もう1人の高槻》の仕業だろうか?
自分の無力さに落ち込んでしまう高槻を元に戻すために、「隣のハナシ」に寄せられた依頼に積極的に乗り出す深町。今回の事件は、お化け屋敷に据えられた古い鏡に女性の幽霊が映りこむという不可思議現象調査だ。
現地の遊園地へ繰り出し、例のお化け屋敷へ行くも、佐々倉が少年の姿を見ただけで、特に変わったことはないようだ。
イベントならではの集客のための宣伝に翻弄されるも、やはり、《鏡に映り込んだ少年》の謎は怪異だったのだろうか・・・
【肌に宿る顔】
今度の依頼人は、高槻の従弟である優斗だ。彼の婚約者である鷹村美華子の右肩に《人面瘡》が現れたという。病院に行くのを拒んだ美華子は、「天狗様なら何とかしてくれるはずだから」と、高槻に話してほしいと優斗に依頼したとのことだ。
優斗とともに、高槻と深町は、美華子のマンションに赴く。しかし、美華子と対話をするうちに、どことなく不信感を抱くようになる。
果たして、目の前にいる女性は美華子本人なのか? 彼女の目的は?
【紫の鏡】
10月。「隣のハナシ」に依頼メールが届く。依頼者は、浅草の旅館を営む家に《紫鏡》があるのだが、20歳までにそれを覚えていたら死ぬという伝説に怯えている。
高槻と深町は、納戸の扉を開けて鏡を見、それから、旅館の人達の話を聞くことにした。依頼者の父は「家長以外が鏡に姿を映すと、影(命、魂)を取られる」と言うが、高槻は、鏡に掛かる布を取ってしまった。すると、そこには、鏡の中の門が開いたかと思うと、そこには大勢の人が写り込んでいた・・・
☆怪異か? 人為か?☆
2024/05/12 08:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
【お化け屋敷の幽霊】
長野の《死者の祭》の件から1週間。高槻の記憶は、14日の朝以降バッサリと抜け落ちていた。これは、《もう1人の高槻》の仕業だろうか?
自分の無力さに落ち込んでしまう高槻を元に戻すために、「隣のハナシ」に寄せられた依頼に積極的に乗り出す深町。今回の事件は、お化け屋敷に据えられた古い鏡に女性の幽霊が映りこむという不可思議現象調査だ。
現地の遊園地へ繰り出し、例のお化け屋敷へ行くも、佐々倉が少年の姿を見ただけで、特に変わったことはないようだ。
イベントならではの集客のための宣伝に翻弄されるも、やはり、《鏡に映り込んだ少年》の謎は怪異だったのだろうか・・・
【肌に宿る顔】
今度の依頼人は、高槻の従弟である優斗だ。彼の婚約者である鷹村美華子の右肩に《人面瘡》が現れたという。病院に行くのを拒んだ美華子は、「天狗様なら何とかしてくれるはずだから」と、高槻に話してほしいと優斗に依頼したとのことだ。
優斗とともに、高槻と深町は、美華子のマンションに赴く。しかし、美華子と対話をするうちに、どことなく不信感を抱くようになる。
果たして、目の前にいる女性は美華子本人なのか? 彼女の目的は?
【紫の鏡】
10月。「隣のハナシ」に依頼メールが届く。依頼者は、浅草の旅館を営む家に《紫鏡》があるのだが、20歳までにそれを覚えていたら死ぬという伝説に怯えている。
高槻と深町は、納戸の扉を開けて鏡を見、それから、旅館の人達の話を聞くことにした。依頼者の父は「家長以外が鏡に姿を映すと、影(命、魂)を取られる」と言うが、高槻は、鏡に掛かる布を取ってしまった。すると、そこには、鏡の中の門が開いたかと思うと、そこには大勢の人が写り込んでいた・・・
シリーズ6冊目
2021/07/16 13:48
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIKA - この投稿者のレビュー一覧を見る
そろそろ「高槻自身の怪異」解明編に突入。といったところでしょうか。
今までのような怪異を主軸としたお話も並行しつつ。なのですが、ちょっと飽きてきたかな。
高槻氏、深町くん、といったメインキャラを好きなら問題なく楽しめるかもしれませんが、そうでない場合は、ちょっと話を引っ張りすぎているような感が否めず、続きを読むのを迷うかな。