膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか
著者 若江雅子 著
GAFAにデータと富が集中している。彼らはSNS事業者としての「表」の顔で集めたデータを、「裏」の広告事業で活用して利益を上げている。一流企業から中央省庁まで貴重なデータ...
膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
GAFAにデータと富が集中している。彼らはSNS事業者としての「表」の顔で集めたデータを、「裏」の広告事業で活用して利益を上げている。一流企業から中央省庁まで貴重なデータを彼らに無償で提供してきた。
日本がそれを易々と許した一因に、にわかに信じがたい法制度の不備がある。彼らの急速な進化に国内法が追いつかない。ヤフーや楽天に及ぶ規制も、海外プラットフォーマーは対象外という「一国二制度」が放置されてきた。GAFAはこの「グレーゾーン」を突き進む。
またEUに比べて遥かに弱い競争法やプライバシー規制、イノベーションを阻害する時代遅れの業法……。霞が関周辺にはそれらに気づき、抗おうとした人々がいた。本書はその闘いの記録であり、また日本を一方的なデジタル敗戦に終わらせないための処方箋でもある。最前線で取材し続ける記者がデータプライバシーに無頓着な日本へ警鐘を鳴らす。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
日本のネット関連法律が生温い事実を記述
2021/07/12 07:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今、ネット界を牛耳るGAFA(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)に対し、日本では膨張を規制する法律が追い付いていないことを、現役新聞記者の著者が指摘した1冊です。
法律について追及している内容なので、書かれている文章は堅めです。また、紙幅が厚いです。中公新書ラクレですが、読み進めるにはそれなりの労力を費やします。