911代理店
著者 渡辺裕之
「911」──米国は日本と違い、警察、消防、救急の区別なく、緊急事態は全てこの番号に電話を掛ける。そこで必要な対応を決定するのだ。「株式会社911代理店」はそれを日本で行...
911代理店
商品説明
「911」──米国は日本と違い、警察、消防、救急の区別なく、緊急事態は全てこの番号に電話を掛ける。そこで必要な対応を決定するのだ。「株式会社911代理店」はそれを日本で行うことを目的とする。恋人をテロで失い自棄になっていた元スカイマーシャルの神谷隼人は、ある出来事を契機にそこに勤めることに。しかし元悪徳警官と名高い社長をはじめ、元詐欺師に現天才ハッカーなどと、社員は皆一癖も二癖もあって? 正義とは何かを問う、痛快アクション!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
新シリーズ始動か?
2020/11/27 00:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:future4227 - この投稿者のレビュー一覧を見る
渡辺裕之さんの作品にしてはアクションが控えめの作品だった。地道な捜査をメインに据えて一歩一歩事件解決に向かっていく。元ラブホテルを事務所兼社宅にしているなんでも屋みたいな変な会社という設定もさることながら、登場人物のキャラ設定が実に魅力的だ。社員は前科者ばかりだが、その道のプロ集団。正義のために自分の特技を存分に発揮する。主人公が語学堪能で無敵なぐらい強いのと、天才的女性ハッカーが出てくるのは、渡辺さんのいつものパターン。でも、ちょっとコミカルで哀愁漂う雰囲気は新しい作風を感じさせる。続編に期待!