目が覚めると百年後の後宮でした~後宮侍女紅玉~
著者 藍川竜樹
虐めあり、陰謀あり、呪いあり、鍋会あり、淡い恋あり!?猪突猛進、後宮侍女のパワフル奮闘記皇后の侍女として楽しい後宮生活を送っていた林杏。春節を祝う宴の中、新築の楼に足を踏...
目が覚めると百年後の後宮でした~後宮侍女紅玉~
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
虐めあり、陰謀あり、呪いあり、鍋会あり、淡い恋あり!?
猪突猛進、後宮侍女のパワフル奮闘記
皇后の侍女として楽しい後宮生活を送っていた林杏。春節を祝う宴の中、新築の楼に足を踏み入れた途端、呪によって百年の眠りについてしまい──目覚めたのは許婚にそっくりの美形男子の腕の中!? その彼、彩楚峻の叔母である後宮妃のもと、紅玉と名を変え再び後宮侍女として仕えることに。同僚侍女や下っ端宦官を仲間にし、楚峻や皇帝まで巻き込みながら、過去の知識と持ち前の生活力で、百年続く陰謀に戦いを挑む!
装画・新井テル子
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
もう二冊くらい続いて欲しかった
2022/08/31 12:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
皇子を庇い、何かの呪文をきいたと思って目が覚めたら百年が経過していた皇后付き侍女の主人公。
彼女の許嫁そっくりの男に助けられ、彼の頼みで入宮したばかりの彼の叔母の侍女として彼女を後宮に巣くう悪意から守ることに。
主君を守るために奔走しながら百年前の真実を探る物語。
なんというか、百年続く有力家同士の権力争いの陰謀を暴く後宮ミステリーの序章といった感じなのだが、ラスト数行で将来的に陰謀を暴いて主人公は名を残したよというオチが見せられたので続きは出ないのだろうな。
そこまで読みたかったよ。
なぜ百年後に飛んだのか、なぜ後宮から出られないのかなどの謎が残されたままなので、これで完結といわれると消化不良感がある。
皇后付きの侍女として可愛がられていた主人公がいきなり虐められている妃嬪の侍女になり、逆境からいろいろ学びつつ成長していく姿はとても面白く読んだのだけど。
許嫁似の男と皇帝という二人の鞘当ても見る前に物語が序章で終わってしまった。
主人公が何度も百年前への執着心を露わにするのも、百年前の幸せな描写が少なくて感情移入できなかったし、いろいろ惜しい。
もう数巻続いていればなぁ。