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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなく書店員になってみたいな…と思っていたが、今では、大変な事も多いだろうなと思う。特に、書籍が売れなくなった今。
しかし、町から本屋さんが消えると本好きの自分は大変困る。
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
終わりの方で、隠れた設定が明らかになる。
その設定が必要かというと、そんなことはない。
普通の、本屋さんの舞台裏小説でいい。
得るものがない本だったかも……
2022/06/07 00:35
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋の遅番としてアルバイトをする学生達と一人だけ中年の男性が、特にやりがいとかなくだらだら働きながらも抱える悩みへの気付きを得る話。
タイトルだけ大賞にノミネートされていて覚えていたのでなんとなく読んだけど、副題の「書店員の逆襲」はなんだったんだ?
気楽な話かと思ったら最後の方でちょっと重い話にもなり、なんか思ってたのと違ったな、という感じ。
オチを考えると作者の名前と庄野さんの名前同じにしといた方が良かったような。
結局誰の悩みも解決したわけでもないし、苦い気持ちになって終わったような。
漫画ではなく小説でした
2021/11/14 15:34
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投稿者:チェム - この投稿者のレビュー一覧を見る
作画:山本先生だったので漫画かと思って購入したら、文字でした。
確認していない自分が悪いのですが、あっ!って感じでした。
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書店アルバイト視点のお仕事寄り物語。
一つの章に一人の店員の立場にスポットをあてたお話しで構成されている。
遅番と呼ばれている夕方からの店員の仕事は
多くの書店でこうだろうと思う。
店員あるあるネタもあるけれど、
どちらかというとお客様あるあるが多数。わかる。
お客や仕事に対するアルバイト店員の考え方もさまざまで
出来事含め生々しい。
読みやすく、明るさシビアさのバランスが程よくて
読み手の感情が片寄りすぎないのではないかと思う。
一気に読んでも疲労感はなく楽しめました。
ただ少し不思議を含めたところは
物語ならではかもしれませんが他がリアルなだけに
最初のうちは理解できませんでした。
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人生のちょっとした瞬間を切り取って、ハッとさせてくれる物語。
本屋を舞台に、だらしない大学生アルバイトの一人一人にスポットを当てながら進んでいく。
若者たちとともに働いている謎の中年店員庄野さん。
彼の不思議な言動がいい味を出しているのですが、いよいよ終盤で彼の輪郭がはっきりしていく中で、グッと心をつかまれてしまいました。
読了してすぐに2回目を読みはじめました。なんてことのない台詞や行動が、2回目になるとものすごい色彩で迫ってくるのがすごい。
派手なストーリーよりも、静かに語りかけてくる物語がお好きな人にお勧めです。
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本屋さんでの遅番という立ち位置のアルバイト達の物語。
最初の4項目は学生バイト目線。
それぞれの性格というか、感じ方がいろいろで面白い。
最後の章は一番年上の庄野というおじさん域に達してるバイトの話で、この物語の内容を一気に締めてくれてる。
でもキチンと明かされてない事柄もあって少しモヤモヤ。
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三軒茶屋の爽快堂書店。遅番勤務のアルバイト達の物語。
何気にいい事書いてあったし、ダラダラしていた大学生達が少しずつ真剣に目の前の事に取り組む様子に読み進めていくほどハマった。謎のベテランバイトの庄野祐樹はなぜか岡崎体育が当てはまった。
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第一印象は、もっとポップでアホな話だと思って手に取った。
印象こそ裏切られてしまったが、これはこれで良かったかな。
ある本屋で働く遅番たちの、各登場人物達の視点で描かれる物語。
同じ時間、場所で働いて、まあそれとなく仲もよく、どんな人物かを分かっていたとしても、抱えてる事情や過去は様々で。
共感したり、他人のふり見てわがふり直せだったり、ちょっと思う作品だった。
面白いなって思ったのは「個性の差とは、姿形でなく、どう見ているか」どういう一節。
その人はどんな人?と聞いた時の答えは、背が高いとかではなく、どんな思いを持っているかとか、何を大切にしてるかとか、そんなことだと思う。それは世界をどう見ているかに通じている気がする。
最後、とある人物のほんの少しの変化があるのだが、それが自分にとってはホッコリするものだった。
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書店の遅番バイトのお仕事小説。本好きでもなく、棚作りとかPOP作成といったことは任されないのに、シフトに入ってない日でも事務室に入り浸る若いバイト君たち。書店バイトって本好きだと思ってたから意外で面白かった。
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爽快堂書店で働く書店員を主人公とした5話の短編
ドタバタした日常の中にホッコリしたりグッときたり…様々様子が描かれる。
不意打ちで刺さる台詞があったので引用。
「とくにアイデアもないのに他人の考えを否定するのは思考停止のバカだ」
心当たりがありすぎる。
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セリフが多いので、ラノベ感覚でサクサク読める一冊。キャラクターの個性が一人一人しっかりしてて強いので面白かった。壮大な起承転結はないが、日常の一部を切り取ったような作品で、心穏やかに読める。
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朝番vs遅番!みたいな話かと思って読み始めたけれど、そんな話ではなく、遅番くんたちの生き方模様。
最後はもちろん、庄野がもっていくだろうと思ったけれど、思っていたよりも、ずっと伏線が張り巡らされていて、回収も見事。
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本屋の遅番として働くゆるーい大学生たちとベテランバイトの庄野たちが織りなす物語。なんだかんだみんな庄野を小馬鹿にしつつも、庄野に諭されてちょっとずつ成長していく。推し活に本気を出させた話が一番良かったな。あれぞまさに本屋って感じで。
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東京三軒茶屋の爽快堂書店が舞台の群像劇。5話からなる連作短編集で、遅番担当のアルバイト5人が各話の主人公として描かれている。
* * * * *
コミカルで軽い、ラノベ風のお仕事小説かと思って読んだのですが、違っていました。
4話目までの主人公である学生バイト4人は、仕事や人生に対する甘さがあるものの、現代っ子らしい苦悩や未熟さにはリアリティがあり、青春小説としての体を成さしめていました。
そして何より、学生バイトたちの前に立ちはだかる庄野という中年バイト男の存在がいい。
テンション低めで意思疎通も難しそうなのだけれど、さり気なく学生バイトたちをフォローし、それを誇ることもなく淡々と業務をこなす地味なスーパーマンのような存在です。
その庄野の正体が明かされる第5話。庄野と遅番バイトたちの融和シーンが微笑ましい。
庄野と言えどスーパーマンではなく、苦悩する1人の人間だったというラストシーンが好もしかった。
欲を言えば庄野と自殺した娘との因縁をもう少し詳らかにしてほしかったし、庄野のプライベートの描写も多少は見たかったと思いました。( 書店での庄野の振る舞いが宮沢賢治の『雨ニモ負ケズ』に繋がるところは秀逸でした。)
でもドロドロした部分に敢えて踏み込まない作風も悪くないと思えた作品でもありました。