鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか
著者 坂井 孝一(著)
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証者による決定版!伊豆の地方豪族だった北条氏は、いかに流人時代の頼朝と出会い、源平合戦、幕府草創期を経て、熾烈な権力闘争の末に...
鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか
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商品説明
2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」時代考証者による決定版!
伊豆の地方豪族だった北条氏は、いかに流人時代の頼朝と出会い、源平合戦、幕府草創期を経て、熾烈な権力闘争の末に承久の乱を制したのか。源氏、朝廷側からだけでは見えてこない幕府内の駆け引きや争いの一部始終、複雑極まりない人間関係を、常にその中心にいた時政・政子・義時を軸に生き生きと描きだす。鎌倉殿はなぜ北条氏を重用し続けたのか、宿老十三人による合議制の内実とは、実朝暗殺事件の犯人と狙いは、なぜ義時は将軍にならなかったのか――。第一人者が通説を検証し、この時代をめぐる疑問の数々に答える決定版!
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2022大河ドラマ「鎌倉殿の13人」予習
2021/12/08 21:46
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fontana - この投稿者のレビュー一覧を見る
2021年の大河ドラマは見なかったが、2022年の大河ドラマは「鎌倉殿の13人」。源平合戦ー鎌倉幕府ー北条氏の覇権ー承久の乱、この間の流れは人物が錯綜していてわかりにくい。それを三谷幸喜が大河ドラマにするというのだから、かなり面白そうだ。ただし、登場人物が多く人間関係も複雑なので、深く楽しむためにはかなり予習が必要。というわけでドラマの時代考証を担当する坂井孝一氏の著書を読んでみることに。
まずはドラマの主役である北条義時(小栗旬)の視点を重視して書かれたのが本書。本書中に著者の大胆仮説として提示されている源頼朝の最初の妻・八重(新垣結衣)がのちに北条義時の妻になる(いわゆる〇兄弟)あたりは興味深い。ただし、この本だけではまさに北条義時の視点からしかわからないことが多すぎて・・・
結局、3冊読まされることになる・・・同じ時代を立場の違う三者の目線で描くという著者の戦略にまんまと乗せられることに。
伊東祐親の実像について
2025/01/06 09:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は北条氏から見た頼朝挙兵から承久の乱までの歴史を主に書いておりそちらも興味深いが曽我物語から読み解いた伊東祐親が従来言われていたような人物ではなく責任感があり配慮もできる人物だと評していたのが面白かった。
鎌倉殿と執権北条氏 義時はいかに朝廷を乗り越えたか
2021/12/11 07:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
新解釈を含め興味深く読みました。来年の大河が楽しみです。特に八重の解釈が印象的でした。頼朝の幕府樹立までは丁寧な描きでしたが、頼家・実朝政権、承久の乱あたりは急ピッチでした。他書を見てくれとは少し残念な点です。
北条氏がよくわかる本です
2024/06/24 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊豆に配流されていた源氏の嫡男・頼朝を神輿にのせて伊豆の豪族北条氏が他の関東豪族を粛清しながらあれよあれよというまに天下を取ってしまう、その過程がよくわかる本です
初学者には厳しいかな
2022/12/22 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nkybgs - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉殿の人気ぶりに惹かれ,ツイッターでお進められたので購入。もともと不案内なのが原因で,前提から停まる。従来の定説や論点,資料を検討しながら進むので,初学者にはハードルが高いと思います。しかしこれは買手である私の問題。もっと平易な本から始めて,また挑戦したいと思います。
地図があったので、理解が深まりました
2021/10/04 23:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の基礎事項の歴史について、著者がかいつまんで説明した1冊です。
あまり歴史は詳しくないのですが、当書では実際にどういった布陣が伊豆半島のどこに構えていたかなど、地図を用いて説明しており、比較的理解しやすかったです。
鎌倉の鶴岡八幡宮など、話に出てくる場所や書物などの写真や、将軍の系図が文章の合間に掲載されているのも、気休めになり読みやすかったです。
曽我物語研究の成果が活かされている
2021/09/29 21:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
来年(2022年)の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の予習で読む。頼朝の伊豆配流から承久の乱までの経緯を略述する。興味深かったのは、頼朝の流人時代を対象とした前半部分。著者の曽我物語研究の成果が活かされ、導き出された見解はとても説得的。その一方で、後半部分はさらりと流した感じで物足りなかった。
鎌倉時代
2021/10/12 05:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河ドラマ関連本。ドラマの時代考証も担当するらしい著者だが前著の源氏将軍滅亡などと重複もあり内容的には薄い。北条氏の記述も題名にあげてあるほど取り上げつくしたとは言い難い。