さくっと読めます
2024/04/22 16:11
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投稿者:あー - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い!公安のざっくり紹介と取り扱ったお話。当然詳細には公開できないですよねー。でも、それでも面白く、エンタメエッセイ集のように読めました。
外交官ナンバーの車両をよく見かけるので、この書籍のこと思い出しそうです。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あちこちに紛れ込んでいるスパイとか、大塚駅のこととか、中国のハニートラップとか…え、本当ならすごい、と読んでいてなんだか、まるでスパイ小説…かと思ってしまいました。読みやすいのですぐに読了できました
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公安警察の業務内容が半分、・事件ファイルが半分である。
内容は生々しいものではなく、諜報や防諜の箇所はかなりアッサリ目。2時間ほどで読めるので、とっかかりとしては良いように思う。
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警視庁外事課が外国のスパイなどを取りしまる。監視して、情報収集し、協力者をつくって取り締まる。
外交官などと親身に仲良くすることで情報を得られる。
大使館のパーティーなどはさまざまな国のスパイが紛れていることがわかった。中小企業などにも外国のスパイが紛れ込んでいるとのこと。裁量が大きそうな気がした。
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★中国が繰り出す「仲●由●恵」似のハニートラップ
★風俗好きの外国人スパイと店の常連同士に
★JR大塚駅ホームは尾行を撒く最適スポット
★宅配業者や看板持ちに変装
★007シリーズのQ(秘密兵器担当)のような存在も
元公安が明かす、外国人によるスパイ・テロ・犯罪行為を水面下で阻止する組織の実態。
公安って怖いイメージがあるけれど、こんな地道な世界なのかー!と普段全く知ることのない裏側が垣間見える本。もちろん細かいところは書けないし色々改変しているけれど面白い。私は注意力も散漫で絶対「消毒」「点検」とかできないし24時間いろんな人とコンタクトをとるなんて絶対無理だ・・・と思うので、公安の人って本当にすごい人たちなんだなと尊敬。国のために今日もどこかで頑張っている人たちがいるんだと思うと感謝しかないです。
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警察の中でも厚い秘密のベールに包まれた組織が、いわゆる公安警察。捜査対象は国家の治安に敵対する組織や個人。戦前の特高警察の流れを汲む。
昔から数多くの小説やドラマ、映画の創作物では、諜報活動がスマートに描かれるし、表に出ない故に興味が湧くのが人情。
本書は、その公安警察組織の中でも、外国による対日工作やスパイ活動、国際テロを操作する外事警察にスポットを当てたドキュメンタリーで、著者は元組織の人。
公安警察の実態は、フィクションのようなきらびやかな活躍からは程遠い地味な活動が描かれる。
当然掲載される内容は公開できる限りの内容だが、一般人からしてみると、そんな世界があったのか。と驚くことばかり。
よく刑事モノの小説で描かれる、刑事部と公安部の仲の悪さは、やっぱりホンモノらしい。
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きちんとした諜報活動の法律がないので、ギリギリのところでお仕事されているかと思います。
こんな高村薫の小説に出てくるような活動、1週間くらいだったらやってみたいな。
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外事課について外事課に長く勤めた方が書いた本。
今話題のロシアスパイ機関の説明もされており初心者にはわかりやすかった。表立って多くの人に評価される仕事ではないので、内容としてはこんなことやったんだ!こんな事で表彰されてたんだ!といった主張多め。それがまたわかりやすくていい。諜報活動についてもあっさりだが概要が書かれていてふーんそんな仕事があるのか、と感じた。やはり現場の人じゃないと知らない事がわかるので読んでみると面白いと思う。この仕事に憧れる人もいるのかも。クーデターなどつい最近あった出来事についても書かれており、裏にはこんなやり取りがあったのかと知らない事がたくさんある。印象深い話は大佐の亡命についての事案。小説みたいな話が本当にあるんだなと。外事課は国家間の微妙な関係を扱う仕事であり、大事な要素は社交性とのこと。頭がいい、英語が話せるだけじゃダメだそう。
著者はその点本当に適任だったのだと思う。ここまで長く外事勤務だった人はいないそうでその理由はわからないまま、と書かれているが読み手としてはこの人がいないと困るくらいの人材だったと読んでいて感じた。
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読みやすく、勉強にもなった。昔、原文兵衛さんと言う国会議員がいて、日経の「私の履歴書」で、その時、私は外れていたから、よかったけど、同じ警察なのに、組織ごとなくするなんて、なんて酷いことをするもんだ。特高だって、一所懸命やっていた。と言っていたが、(立場が変わればこうだよな。感心したものだつたが、まあ、合法的な組織だし)公安課は特高の流れを組むらしいから、よかったなと、思った。
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「警視庁公安部外事課 勝丸円覚著」読了。本当にこんな仕事してる人がいるんだとびっくりした。著者は何で退職したのか。この本を出すのに許可を与えた理由を知りたくなった。
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警察小説で読むようなスリリングな実話を期待したが、現実世界ではそんなのは稀で地道な大使館との付き合いとかが多い。もちろん事実関係の有無すら書けないような極秘もあるだろうけど。
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外交官特権を利用した裏ビジネスの話が興味深く読みました
某国による資金調達のプロセスやハニートラップなど、スパイ小説みたいな話も出てきて怖かったというのが感想ですね
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audiobookにて。
公安のお仕事のイメージが掴めた。
国家を守る仕事。問題が起きないように事前に手を打つ仕事。
一般市民に見えないところで国を守ってくれている人がいるから成り立つこの平和。外交を意識せずに国の内側の瑣末な不平不満や綺麗事を言うのは愚か者だ思うので、視野を広げていきたい。
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・外交官は逮捕されない。ウィーン条約。
・外交官は副業禁止。でも国が貧しければ外交官の給与では赴任先で生活できない。荷物が開けられない「外交公嚢」で密輸して稼いだりしてる国もあったり。
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p99 persona non grata (PNG) 好ましからざる人
48時間を期限にそれを過ぎると、日本国の発行した外交官等身分票を無効にすると通告
日本政府がいままでPNGを発動した例は4件のみ
p147 日本にきた大使や外交官の配偶者が日本人だった場合、配偶者が日本国籍のままだった場合、外交特権は与えられない
p174 外交官の子息は23歳まで親と同じ外交特権が適応されるが、24歳以上になると一般外国人と同じ扱いになる
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前半は公安捜査員として、後半は公館連絡担当班としての職務をエピソード形式で解説している。
読みやすくざっくりと公安のイメージが持てる。