手紙ってやっぱりいいなぁと思います。
2022/04/10 12:23
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投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当にある水曜日郵便局が閉業しているのが残念ですが、とてもあたたかいお話でした。もやもやしている時に読み直したい1冊です。物語の中で手紙を書いた人々のその後が描かれているところが良いです。
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
水曜日の手紙郵便局という発想が面白かった。こんな水曜日の郵便局、こんな発想はなかなかできないですね。やはり作家さんは目の付け所が違いますね。企画・想像・経験等を感じさせる作品でした。
温かな誰かの物語。
2023/02/18 20:26
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投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰かから誰かに送られる手紙。それぞれにそれぞれの物語があって、きっかけがあって、綴る内容がある。それが幸せなものから辛いもの、理想から現実まで、それも一人ひとりの物語。今の自分なら何て綴るんだろう。今日が水曜日なら、何を綴るんだろう。今日1日を振り返って、誰かに聞いて貰えるようなことはあっただろうか。そんなふうに、何気ない今日にフォーカスを当てたくなって、心が温かくなる物語でした。
あたたかで癒やされる
2022/03/30 16:31
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投稿者:TOM - この投稿者のレビュー一覧を見る
実在した水曜日郵便局から生まれた小説で、様々な人の想いが伝わってきます。海の情景描写が細やかで美しかったです
手紙を書きたくなる素敵な物語
2021/11/17 18:47
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家庭でストレスを抱える主婦と自分の夢を追い切れず、人生に迷っているサラリーマン。水曜日に起こった出来事を手紙にしたためると見知らぬ誰かに届き、自分には見知らぬ方からの手紙が届くという水曜日郵便局の存在を知った主婦は理想だった夢を、サラリーマンは人生に迷う現実をそれぞれ手紙に綴り投函する。受け取った手紙に刺激を受け二人の人生は新たな未来へと・・・。現在は閉局しているが実際にあった郵便局を題材に局の職員を絡め優しい物語に仕上げている。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいて、なんだか心が癒やされます。あたたかくなりました。水曜日の出来事を書いた手紙を送ると、知らない人の日常が記された手紙が届くという「水曜日郵便局」……ああいいなぁ。主婦の直美は、ストレスで……。この展開ね
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今日は水曜日。
何かいいことが起こりましたか?
それとも、つらいことがありましたか?
あなたが水曜日の物語を書いて送ると、
世界のどこかであなたの水曜日の物語を読む人が生まれます。
そして、世界のどこかで暮らす、知らない誰かの水曜日の物語が、あなたの手元に届きます。
『水曜日郵便局』実在しているそうです。
登場人物は、
パン屋をやりたい夢を持っていたナオミさん。
絵本作家になりたい夢を持っていたヒロキさん。
そして、水曜日郵便局の職員、健さん。
それぞれの日常が描かれています。その中には誰もが経験をしたことがあるであろう暗く醜い感情も描かれています。
それでも、読んだ後は爽やかで、
「あぁ、私も前を向いて歩いていきたい」と思えた作品でした。
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文庫化されたので再読。森沢先生らしい、優しい作品です。いつもなんですが、読んだ後生きることが頑張れそうな気がします。所々に過去作品の登場人物も顔を出すので、そこに注目していくのも楽しいです。
手紙の交換から人生が変わっていく、一歩踏み出す勇気を後押ししてくれますね。物語の内容と題材が素晴らしいのはもちろんなんですが、何より私が言いたいのはカッキーみたいな奥さん最高!!ってことです(笑)。
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ハッピーのバトン。私もより多くの人に渡していきたいなと思えました
ニコニコ笑顔でいる時間を今よりもっと増やしてみようかな♩
自分の心に素直でいること
全ては自分のマインド次第だよね
幸せって繋がってるから、自分がまず1番幸せであることが、周りの大切な人たちとも本当の意味での幸せを分かち合うことができるって思っているから、共感できることと、なるほどなと思うことと、両方この本にはありました
人を喜ばせて自分も喜ぶって素敵ですね☺︎
ハッピーで前向きで、勢いをくれる物語でした
今、何かに力を注いでいる人は、よりそのことを頑張れるし、
何か始めようかなと考えている人にも、この本はポンっとあなたの背中を押してくれましょう!
追い風吹かせたい人にオススメです!
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とてもよかった。人生に何かしら不満を抱えているものの、自分のこどもだったり、恋人だったり、守るべき大切な、でも他人である人間の存在を言い訳にして行動できなかった登場人物が前向きに動き出せるようになるまでを描いた本作。構成としては、今年の本屋大賞2位だった「お探しものは図書室まで」と似ていて、小説だけれども、これを読むと、私も頑張ろうかな、もうすこしポジティブに物事を考えてみようかな、とちょっと前向きになれる自己啓発本の要素もあるかと思います。読後は元気かつちょっと幸せな気持ちにもなれます。おすすめです。
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色々な思いが錯綜する。まさか中立の立場の人まで登場するなんて!みんな幸せになってと祈りたい小説でした。
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森沢さんらしいほっこりした内容で癒やされる。
過去作品の登場人物がちらほらでるのも森沢さんならではですよね。
ただ内容は少々薄いかなぁ。
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すごく心が暖かくなるお話
自分と比べて他人が羨ましくなったり
自分は恵まれていないと思ったりするけれど
自分の心の持ち方で小さな幸せはいくらでも見つけられる
直美も伊織に対して嫉妬や羨望があったかもしれないけれど
すごく素敵な夫婦関係で私から見たら
それだけでとても幸せだと思わさせてくれた
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森沢作品 4冊目
森沢さんの小説は
一行目から気持ちが落ち着く
自動的に安らぎモードにスイッチされ
コーヒーが飲みたくなります ☺
╍心に残った表現╍
(日記を書く行為についての表現)
-----------------
その日、私の中に生じてしまった「心の毒」を素直な言葉に変換するためだ
そして、ぽつり、ぽつり、とひとりごとをこぼすように、弱い毒が溶けた言葉のしずくを手帳の上にたらしていく。そんな感じ。
日記を書くという行為は、わたしにとって「浄化」なのだと思う。
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最近 私も「心の毒」が増えてきていて
どう処理していいものか思い悩んでいたので この文章を読んだとき『これだ!』と思いました。
確かに文字にすることで「浄化」されるのです
特に ぽつり、ぽつり…からの表現がとても好きです
今までの、今の、これからの
生き方について色々思い悩む日々です
この本を読んで なんとなく 自分なりに思いがまとまってきました
たった一度きりの人生
楽しまなきゃもったいない
森沢さんの小説は読む度に私の「心の毒」を浄化させてくれます
╍╍✼╍╍✼╍╍
そして またまた出ました!
『柿崎照美』
(癒し屋キリコの約束 の登場人物)
キタ━(゚∀゚)━!って興奮しました 笑
そしてそこからの『虹の岬の喫茶店』
絵本の『ミミっち』
こういう粋な演出がたまらないっす!
見逃してなるものかとグルグル頭を回転させながら読むので疲れる 笑笑
『水曜日郵便局』
今でもあったらわたしも手紙を書きたい
とても素敵なプロジェクトですよね
今回も 心満たさせる お話でした
森沢明夫さんの小説に出会えて本当に良かったと心から思いました。
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水曜日に手紙を書いて水曜日郵便局に送ると、見知らぬ誰かの水曜日の手紙が届く。
実在した水曜日郵便局をモチーフにした小説。
叶えたかった、忘れていた夢。あたかも夢を叶えたかのように、叶った夢の先に生きている自分を想像し、綴った主婦。
諦めていた夢にもう一度挑戦する、と、熱い思いを綴ったものの、翌日には現実と向き合い諦めていた男性。
それらの手紙を読んだ、局員。
手紙が届けられた後、それぞれが一歩を踏み出す。
悩み、妬み、諦めていた人生をやり直す。簡単なことではないけれど、どちらを選んでも一長一短。
死を迎える時、一つでも良かった、と思えることがあれば幸せだと思う。
同氏の別の物語に出てきた人もチラホラ登場。
とても素敵な物語だった。