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- 販売開始日: 2021/11/02
- 出版社: 幻冬舎メディアコンサルティング
- ISBN:978-4-344-93678-2
もしものためのペット専門医療
著者 中村泰治
飼い主の意識×医療従事者の意識×治療技術3つが掛け合わされて初めて、動物医療は進歩する日本獣医師会の発表によると、1980年の犬猫の平均寿命は3~4歳でした。1990年頃...
もしものためのペット専門医療
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商品説明
飼い主の意識×医療従事者の意識×治療技術
3つが掛け合わされて初めて、動物医療は進歩する
日本獣医師会の発表によると、1980年の犬猫の平均寿命は3~4歳でした。1990年頃には約10歳、現在では13~14歳と40年の間に10歳を寿命が延びています。ペットが長生きし、大事に飼われるのは喜ばしいことですが、高齢化による病気のリスクは高まりました。「がん」や「認知症」、「心臓病」、「関節疾患」など、高齢になるとかかりやすい、人間と同じような病気がペットにも起こるからです。(「はじめに」より抜粋)
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飼い主のペットに対する健康志向が高まるにつれて、動物医療に対して求められることは多様化し、専門的な知識が必要とされてきています。内科、外科、耳鼻科、眼科……と細かく診療科が分かれている人間の病院に対し、動物病院は多くの場合、1人の医師が全身すべての病気を診る「1人総合病院」状態が一般的でした。しかし、そこから脱却し、高度医療を担う施設や専門分野に特化した病院の増加、施設間で連携し紹介しあう体制づくりなど、人間のような医療体制が求められています。動物にも高度で専門的な知識を提供できれば、今まで救えなかった命を救うことができるからです。
本書では、グループ病院全体で年間3000件を超える手術を行うなど、動物の高度医療を目指す獣医師が、診断や治療の最前線を紹介し、ペットの「こんなとき、どうする?」という悩みにも、症状別に分かりやすく解説しています。
目次
- はじめに
- 第1章 がん、認知症、生活習慣病……
- 高齢化で、ペットの病気が増えている
- 第2章 専門家の治療にたどりつきにくい動物医療の現状
- 第3章 「高度・専門医療」 がペットを救う
- 第4章 循環器科、整形外科、脳神経科……
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