様々なテーマに基づくミステリー集
2022/10/08 08:38
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な媒体で発表された、短~中編が10作以上収録されています。依頼されたテーマに則って小説を(しかもミステリーを)書くのは大変そうだなと思いつつ、読者としては作者の新たな魅力も発見出来て楽しい。「そして誰もいなくなった」をモチーフにした表題作を筆頭に、「劇的な幕切れ」「本と謎の日々」あたりは特に好みでした。
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投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
有栖川有栖作品にはほとんど触れてこなかったので、このようなノンシリーズの中短篇集は助かるというか入門にちょうどいい。
正直、あまり面白いと思えないものもあったけど、書店の話や表題作は読めてよかったです。
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
星新一さん風な作品だと感じるものもありました。
ラジオの朗読なら、きっと似合うと思います。
普段の有栖川さんの作品を期待すると、あまり面白くないかもしれたせん。
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ショートショート的な作品を含む短編集。表題作はあのアガサ・クリスティの名作をリメイクした中編。しかし、正直何がしたかったのか?つかめない一冊でした。残念。
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投稿者:シャルロット - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入しましたが、正直内容はイマイチでした。短編集なので、面白い作品もいくつかありましたが、有栖川さんの作品にしては、勢いが足りないような気がしました。残念。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
アガサ・クリスティーのそして、誰もいなくなった、のオマージュだけど期待はずれでした。やはり、有栖川有栖さんは、長編がいいのかな……
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大好き有栖川有栖だけど、これは読み切るの時間かかったな~~。
表題作の「こうして誰もいなくなった」は一番長文なのに
めちゃくちゃ面白くて一気に読めたのに、
二編目のアリスで時間かかってしまった(笑)
わたしはファンタジーを小説で読むのは向いていないなと再認識しました。
これを読んだら火村英生に行こうと思ったけど、
ちょっとブレーキかかっちゃった(笑)
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初の有栖川さんだったのだけど、短編、超短編がいくつも収録されていてどのようにお話を書かれるのか何となく把握できた状態で最後の「こうして誰もいなくなった」を読めたのでとても良かった。
現代の日本で、『そして誰もいなくなった』をオマージュして殺人を行ったらたしかにこうなりそう!とすごく納得できて面白かった。
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初めて読む有栖川有栖の作品。アガサクリスティの伝説的ベストセラーである「そして誰もいなくなった」を題材に描いた作品がメインで収録されており、その他にも短編集が数多く掲載されている1冊。結局よく分からないものもあったので、全体的な満足度としては、まずまずと言った感じ。
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色々なところに載せた短編集
と、表題作は少し長め
短編集はいろんな要素あり、ミステリが多くて面白かったかな
表題作は言わずと知れたアガサクリスティの名作のオマージュですね。
それもふまえて読んだけどやはり真相は最後まで読むまで分からず。
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有栖川有栖の見本市というだけあって、ミステリーあり、ファンタジーあり、ホラーありで読み応えあり。作家アリスも学生アリスも出てこないけど、魅力的なキャラクターがいっぱい。
表題作はアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」の有栖川版。外界と遮断された海賊島で、大富豪デンスケに集められた人々。到着日の夜に彼らはデンスケから死刑宣告を受ける。そして始まる連続殺人。人が殺される度に暖炉の上の人形も壊されていく。それぞれの正直な心情も描かれており、注意深く読むとなるほどーとなる仕掛け。
終盤の展開が息付く暇もなく、一気に読める。
胡散臭い探偵と真面目な警察官のコンビが素敵だったので、またこの2人で何かシリーズでもしてくれないかな。
「本と謎の日々」も続編希望。人が死ぬような謎ではないけど、本屋の内情も知れてとても楽しい。
突拍子ないけど論理的な「未来人F」、怪しい雰囲気満載の江戸川乱歩的な「妖術師」も良い。
他もぞっとしたり不思議だったり、どれも楽しい。
更に表紙がとても良い。赤色の妖しさと可愛さ満点の単行本と対比するような青色。妖しさと可愛さはそのままに、不思議の国のアリスの雰囲気も加わってこれもまた魅力的。好き。
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おなじみの作家アリス(火村)シリーズとは一味違う、有栖川有栖さんの様々な側面が楽しめるノンシリーズの短編集。
本格ミステリ好きなら表題作「こうして誰もいなくなった」は要注目。『そして誰もいなくなった』のオマージュ作品。
『そして誰もいなくなった』をめぐるフェア・アンフェア論争に対し、本格ミステリの先陣を走り続ける有栖川さんはどう書くのか。
そして有栖川さんが何度かエッセイなどでも書いていた『そして誰もいなくなった』に対する注文を、自ら叶えてしまったあたりでも、本格ミステリファン、有栖川有栖ファンともに注目の一編。
雰囲気では「本と謎の日々」が好きだった。本屋で巻き起こる日常の謎系の短編。元書店員の有栖川さんの体験が活かされた、どこかリアルな日常の謎の数々。この一編で終わりなのがもったいなく感じてしまう。
後は有栖川さんらしいともいえるロマンチックな短編の数々の雰囲気も良かった。こういう温かみや甘さがあるから、自分はあまたいる本格ミステリ作家の中でも、有栖川さんを好きでい続けるのだろうな、と改めて思いました。
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定期券をケーキ券と言い間違えた女王様はセンスある。ケーキを食べればいいじゃないみたい
まって、全く予備知識なしで読み始めたから短編集だと思ってなかった。
若干惰性で読んでる感は否めない。
短編苦手かも
最後まで読んで、ふむ…って感じ。
好きな作品とつまらない作品に差がかなりある。
「館の一夜」「線路の国のアリス」「名探偵Q氏のオフ」「まぶしい名前」「妖術師」「怪獣の夢」「劇的な幕切れ」「出口を探して」「未来人F」「盗まれた恋文」「本と謎の日々」「謎のアナウンス」「矢」「こうして誰もいなくなった」
「線路の国のアリス」、「劇的な幕切れ」、「こうして誰もいなくなった」はまあまあ好き。
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初の有栖川有栖作品、様々なジャンルのミステリーの短編が描かれていて、どの作品も楽しめて読めました。表題作「こうして誰もいなくなった」は、超名作のアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」のパスティーシュ作品で、著者の再解釈のもと新たなかたちとして創られた物語で、クリスティの原作を読んだことのない私ですが、ストーリー、トリックなど、スリルがあって読みやすかったです。この小説を読んでみて、ぜひクリスティの原作も読みたくなりました。
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多彩な14篇を収録した中短編集。ファンタジー色の強い話もあればホラー色が強い話もあり、勿論本格ミステリの話もあるというこの豪華さはこういうノンシリーズものの特徴だろう。一番面白いと思えたのはやはり表題作である「こうして誰もいなくなった」かな。この話を読むと原典も読み返したくなるぐらいにはあの名作に対する愛が溢れていると思う。他にも何気に「盗まれた恋文」のオチが気に入った。