新装版　アマテラス　3

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今巻第3巻の収録内容は「第1部 戦士クシュリナーダ3――PART3 竜宮乙姫――」という漫画本編と、
連載当時のカラーイラストが色々と収録されている体裁。
物語内容的には、
宇宙考古学者と雑誌編集者ら3人組が山奥の竜宮城?な乙姫神社に到着…という場面から開幕。

主人公ヒロイン千倉沙耶の命を狙う闇の勢力からの刺客「青とかげ」こと泉礼子は、
沙耶に対して嫉妬や妬みを抱いている3人の生徒の心の闇を利用して沙耶を倒そうと暗躍開始…。

沙耶の父の病院で、難病でも治る日本版「ルルドの泉」?…竜宮城の乙姫様の神気が籠もった「神水」の話題。

高校での授業中に沙耶を狙った攻撃が実行されたが、
その異変に気付いた白上倭多里が遠隔からの力の行使で介入し、沙耶は無事だったが巻添え重軽傷者多数。

その晩、千倉家に白上老とジュリアスの来訪、2人が一旦帰った後に、千倉家が襲撃を受け…
沙耶は、もう身近な誰も巻込みたくないと、家を離れ白上老に保護される道を選択。

一方米国アリゾナ州では、魔神崇拝悪魔一味が天使の皮を被って悪巧み実行中…。
更に、ヤマト神界の結界を破ろうと魔神の矢を放ち…。

ヤマト神界とか、その中枢をなす富士神界とかいう設定は、
今で言えば、典型的な痛い厨二病的設定だよな、と思ったりも…。

余談で、この作品の連載が始まった頃はまだ東京の新宿に今の都庁舎が出来る前で…
この第3巻内の描写では、新宿の今の都庁舎がはっきり描かれてるんで1990年以降に連載された内容になるのかな、
と。

ヤマト神界を魔神の矢から護る為に、白上老に連れて行かれた乙姫神社で…
以前街で遭遇した謎少女=乙姫神社の巫女だという「美輪子」と再会し…神水を飲み…色々な気付き。

スサノオの居場所探知、だが…。

沙耶を狙う青とかげ一味が沙耶の弟真史に接触。

乙姫とは「音秘め」…沙耶は禁足地で竜宮乙姫に会い神々の洗礼へ…という一連の儀式の途中までで次巻へ続く形。
色々と続きが気になる状況で今巻が終わるんで、
続きが気になるけれど、その一方で、この未完作品は残りあと2冊で、この物語は何処まで進展するのかな…
みたいな…とりあえず、順次読み進めて確認しようと思います。