- 販売開始日: 2021/12/22
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: メディアワークス文庫
- ISBN:978-4-04-914091-0
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官
著者 久住四季(著者)
ついに本庁捜査一課に異動となった莉花は、念願であった殺人犯捜査第四係の仙波班に配属される。だが、功名心にはやる規則破りの刑事という悪評は拭えず、ここでも孤立していた。そん...
異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官
商品説明
ついに本庁捜査一課に異動となった莉花は、念願であった殺人犯捜査第四係の仙波班に配属される。だが、功名心にはやる規則破りの刑事という悪評は拭えず、ここでも孤立していた。そんな中、都内で異様な死体が発見される。それは車により執拗に手足だけを轢き潰されていた。被害者が半グレの構成員だったことから、内部抗争による私刑と見られた。だが天才的な犯罪心理学者・阿良谷の助言は違った。目に釘を刺す別の殺人事件を挙げ、同一犯による快楽殺人だと指摘する。殺害方法に共通項がない快楽殺人者。この不可解なプロファイルは、後に始まる恐怖の深淵への序章だった!登場人物氷膳莉花(ひぜん りか)警視庁捜査一課の新米刑事。どんなことにも動じないため、付いたあだ名は「雪女」。事件解決のためにとった過去の問題行動により、同僚からは疎まれている。阿良谷静(あらや しずか)未決死刑囚。若くして名を成した天才的な犯罪心理学者であったが、一方で数々の犯罪を計画。その頭にはあらゆる事件のデータが収まっているとされる。仙波和馬(せんば かずま)警視庁捜査一課の警部補。殺人犯捜査第四係、仙波班を率いる。数々の現場を踏んだ百戦錬磨の猛者。莉花とは過去の事件解決の際に縁があり、気にかけている。尚澄将生(なおすみ まさき)警視庁警務部人事一課監察係の監察官。いわゆるキャリアで、若くして警視の階級に就いている切れ者。莉花に興味を抱き、内部監査の協力を持ちかける。宝田久徳(たからだ ひさのり)阿良谷の弁護士。見た目はエリート然とした好青年だが、ひょうひょうとして腹の底が見えない人物。阿良谷と莉花の間を取り持つ連絡係を務める。
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2023/01/04 04:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆかの - この投稿者のレビュー一覧を見る
莉花の頑張りが、なんというか無茶しすぎに思えてしまって(そうしないとお話進まないのはわかってるけど)もう少し周りと協力して…って焦るというかイライラするというか。
莉花の両親の件や阿良谷のこれからがとても気になるのですが、もう一年ほど新刊が出ていない…完結まで読めますように。
うーん
2022/03/12 05:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が周囲から嫌われすぎて読みづらい。
確かに協調性がないし、犯人を捕まえるためとはいえ暴走しがち。
連携を重視する組織では使いづらいことこの上ないだろう。
犯人を捕まえる。
そのことに固執しすぎて周囲の気持ちをないがしろにしすぎる主人公にちょっと嫌悪を覚え始めた。