うさぎのさとうくん　つきよ

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とにかく素敵！
雨をリボンでむすぶとか、わきみずの枕とか、発想が豊かでキュンとする。
大人も子どもも、一緒に楽しめる絵本だと思う。

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うさぎのさとうくん第2弾．
不思議で独特の幻想的な世界､発想の豊かさに驚かされます．
うさぎのさとうくんの世界で遊んでみたい．

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このシリーズを読むたびに、私もある日うさぎになっていないかしら、とぼんやり思います。
お月様のオムレツはどんな味がするんでしょう。

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どの物語もとってもステキ♪
ため息が出そう。
うさぎのさとうくんのゆっくりとした所作に、こころが洗われるよう。

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うさぎのさとうくん月の舟にのって、今日はどこに漕ぎ出すのかな？

「みどりのねじ」
はらっぱでさとうくんはみどりのねじをゆっくりと巻きます
　←私も巻きたい！にょきにょき

「はなかご」
自分の背中にぴったり合う花の咲く幹に背中を預けると…
　←目をつぶって花を感じる

「あめふり」
うさぎのさとうくん、あめふりパーティーの準備
　←雨を結ぶ、雨の音を楽しむ

「わきみず」
冷たいわきみずに足をひたす、耳をひたす
　←わきみずの冷たさと静けさが包み込んでくれる

「ぼうしのあな」
さとうくんの麦わら帽子には小さな穴があいている
　←夏を覗く、秋がこぼれる

「つきよ」
月のきれいな夜、もりのおくの湖で
　←月の影をかわかしてくるまる

「おちば」
落ち葉の一番ふかふかの場所を探すさとうくん
　←真っ赤でフワフワのレッドカーペット

〇おはなしに包まれたい

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うさぎのさとうくん、続編です。さとうくんの世界は、やさしい色彩で、シュールで安らかです。さとうくんは一人暮らしですが、この世界にはさとうくんのご同類がたくさんいて、仲良くお付き合いしているのがこの巻で明らかになりました。くまの田中さんだったり、猫の鈴木さんだったりするのでしょうか。
三日月の舟を漕ぐさとうくんの表紙画、大好きな成瀬政博さんの絵本画集を思わせます。