鬼の壺~九十九字ふしぎ屋 商い中~
著者 霜島けい
九十九字屋店主の冬吾が、蔵に入ったきり姿を消した。どうやら蔵から逃げ出したあやかしを追っているらしい。るいに助けを求められた冬吾の兄で神主の周音は、犬猿の仲の弟を探しに向...
鬼の壺~九十九字ふしぎ屋 商い中~
商品説明
九十九字屋店主の冬吾が、蔵に入ったきり姿を消した。どうやら蔵から逃げ出したあやかしを追っているらしい。るいに助けを求められた冬吾の兄で神主の周音は、犬猿の仲の弟を探しに向かうのだが……。(表題作)るいを見初めたという大店の若旦那との縁談が舞い込んだ。見合いの日、店の守り神だと名乗る童女がるいの前に現れて――(「片恋」)。好評シリーズ第八弾!
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るい、嫁にいく?
2021/09/23 17:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めた時に、九十九字屋の面々と紹介イラストがついたのに驚きました。
猫のナツさん可愛い。
るいを見初めた大店の若旦那の縁談により、るいと冬吾夫々に自分の気持ちに正直になる時が…?ナツも気付いてるのに、遅いぞ。ぬりかべのおとっつぁんひっくるめて貰ってくれる人って言ったら冬吾しかいないじゃない?
相変わらず口は悪いけど娘思いのおとっつぁんですね。冬吾がお義父さんとは呼ばないとは思うけど。
大店の守り神のおサヨ様、可愛らしいです。
前の月の鉢の「仇討ち」の骸骨原田様といい、憎めないキャラの妖多いんですよね〜。
「鬼の壺」は周音目線からの文章が面白かったです。妖は嫌いだ!といいつつも、ナツさんとうまく退治して、冬吾を探して活躍。
本当に怖いのは妖でも幽霊でもなく、生身の人間…?
少々アニメっぽくなつてきたかなぁと思いつつも、この方の文章、サラリと読めるので、好みの本です。
さて、冬吾とるいちゃんのこれからがますます楽しみです。というか、ほぼ周音とナツさん、読者にもバレバレですけどね。