贄の花嫁 新婚旅行と水神様
著者 沙川りさ(著者)
帝都の平和を脅かす土蜘蛛一族との戦いを終え、穏やかで幸せな結婚生活を送る智世と宵江。けれど相変わらず忙しく任務に邁進する宵江の姿を見た智世は、自分も何か打ち込めるものを探...
贄の花嫁 新婚旅行と水神様
商品説明
帝都の平和を脅かす土蜘蛛一族との戦いを終え、穏やかで幸せな結婚生活を送る智世と宵江。けれど相変わらず忙しく任務に邁進する宵江の姿を見た智世は、自分も何か打ち込めるものを探したくなる。一方、宵江は智世に結婚指輪を渡すタイミングを計っていた。しかし機を逸したまま新婚旅行の日に・・・・・・。旅先の厳島周辺には、若い女性が神隠しに遭うという噂があった。女性たちは数日間行方不明になった後、決まってずぶ濡れで発見され、体に傷はないものの、行方不明になっている間の記憶が一切ないという。周辺には水神を奉る土着信仰があり、水神による神隠しだと信じられているらしい。 智世と宵江は穏やかに旅行を楽しむが、些細なきっかけで気まずい雰囲気に。指輪を渡すタイミングがわからず困っていた宵江の様子を智世が訝り、隠し事があるのではとショックを受けたのだ。智世は頭を冷やすため一人になるが、厳島にたくさんいる猿の中に、なぜか尾びれが生えている影がいくつかあるのを見つける。実はそれは「猿鬼(さるおに)」という、水神の使い魔だった。智世は猿鬼たちに連れ去られてしまい――。
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一巻目よりストレスフリー
2022/05/23 03:00
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投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻の事件後、落ち着いてきたので新婚旅行に出かけることにした二人。
人間の妻の風習に合わせて結婚指輪を贈ろうとするがなかなかタイミングがなく、隠し事をしている様子の夫にモヤモヤ。
そんな時に旅先の水神に攫われて。
一巻目ほど大きな事件もないために番外編後日談のような位置づけなのかな。
短いし一巻目より読んでて面白かったかも。
「贄の花嫁」のタイトルに合わせ、実は水神が求めている花嫁も贄扱いされていたというネタがさりげなく込められているのも結構好き。
猿鬼の良さはちょっとわかんないけど。