ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話４　トラ雄パパとその家族の場合

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お父さんが猫になるパターン。
猫になったし鍵も忘れちゃったからドアをカリカリするのかもしれないが
娘としてはシンプルにホラー過ぎて気の毒だけれど
笑ってしまった。

殆ど家にいなかったお父さんの意外な一面を知って世話を焼いてくれる娘さんがほんわかしていて良い。
ヒロちゃんはとてもしっかりしている。
1人で自由に過ごしたいからお母さんについていかなかったというだけある。
しっかりせざるを得なかったんだとお父さんがちゃんと反省しているのも良かった。

なにげにスコさんが婚約しているのもびっくり。
シンデレラボーイだ。
ハチくんの記事も読まれているし。

カラスを追い払っても火事を見つけても
全く鼻にかけないのが、元々猫になる前から
優しいお父さんだったのだろうなと思う。
ヒロちゃんも良い子だし、お母さんにバレて怒ることもなく
嘘をつかせてごねんねって言えるところも素敵。

万田さんとご近所さんだったとは。
しかもお買い物と洗い物は自分担当なんて偉い。

毎日定時で帰る、という当たり前のはずのことが
トラさんにもエリさんにも全然信じてもらえないの笑ってしまう。
旦那さんが猫になったことより信じられないなんて。笑

モフ田さんたちほど派手でなくとも
大事なものを守ることは尊いし、世界一幸せな猫だと
自分で言えるのは本当に素敵だ。

番外編も面白かった。

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気になっていたマンガをとうとう読んでみた。
"ブラック企業の社員が猫になる"というシリーズ、今までネットで試し読みしかしたことなかったけど想像以上に面白くて、そして深いなぁ。
４巻は「家庭」「プライベート」「愛情」をテーマに描かれているらしい。
仕事は大切だけど、自分の人生の時間の大半を働くことに費やさざるをえなくなって、そうして消耗した体力や気力を回復させるのにやっとの状態になってしまうというのはやるせない。
猫になる前のトラ雄パパも、敢えて"家庭を省みなかった"というよりかは仕事をやらざるをえなくなって、家族に向き合おうにもどうしようもなかったと思うので。
"ブラック企業"なんてものは無くなって、１人でやれない仕事量をやるのでなくもっと人員を増やして欲しい。