イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン
著者 小路幸也
堀田家は朽ち果てそうな日本家屋で「東亰バンドワゴン」という古書店を営んでおります。店主の勘一も米寿、曽孫の花陽も成人とのおめでたい日を皆で祝うこともできました。作家をして...
イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン
商品説明
堀田家は朽ち果てそうな日本家屋で「東亰バンドワゴン」という古書店を営んでおります。店主の勘一も米寿、曽孫の花陽も成人とのおめでたい日を皆で祝うこともできました。作家をしている紺のもとに盗作を非難する手紙が届いたり、中身を読まずに見返しだけで古書を購入する中学生が訪ねてきたりなど、事件は起きますが、大丈夫。私たちには、この〈家〉があるから。たとえどんなことが起ころうとも、そこに帰りさえすれば、もう一度立ち直り歩きはじめることができる場所。それが〈家〉なんだと思います。――家族小説の決定版「東京バンドワゴン」シリーズ第15弾。
目次
- 夏 絵も言われぬ縁結び/秋 元のあなたの空遠く/冬 線が一本あったとさ/春 イエロー・サブマリン
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大切にものを受け継ぐ
2024/11/24 16:52
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投稿者:わかめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
人々が使ってきたものを、使わなくなったからすぐ捨てるのではなく、どんな人がどんな使い方をしてきたのか探ることはいいなあと思う。かつて古本屋をしていた祖父母たちのために、本を買う孫の優しい気持ち。家族同然の人を守る堀田家の人たち。ほっこりする話が満載である。ラストは、スカッとした!
登場人物が増え続け、時々「あれ?このひとは?」と思うけどでも、本作にも満足
2023/06/30 22:41
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
日常的な謎解き感を含ませて、古書店「東京バンドワゴン」は15作目も盤石な親しみやすさ。でもここまで続くと、1作目からとまでは言わないけれど、数作前ぐらいから読んでないと話についていけないかも。ちなみに一作目からの読者の私ですら、新規登場人物が積み重なって、時々あれれ?と思う。
本作では、子供だった研人が幼馴染の芽莉依と、高校卒業とともに結婚。そして、結婚しないんじゃないかなキャラのIT企業社長の藤島さんも結婚と、結婚ラッシュにちょっと驚く。
東京バンドワゴン15冊目
2023/04/29 21:15
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の大家族のシリーズでマンネリ化すると思いきや、これだけの人物が登場すると飽きさせません。ただもう少し古本に関する話を多くしてもらえればと思います。
この季節に欠かせない
2022/05/08 07:40
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投稿者:BHUTAN - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年も堀田家が戻ってきた。
これまでのいろんなことを語る●●さんの語りも長くなっちゃった。
それぞれの小さなミステリーと、ホームドラマを見ているみたいで、落ち着くんだけど、これからどうなるのかな?
じゃあ、また来年。