- 販売開始日: 2022/07/23
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: MFコミックス フラッパーシリーズ
- ISBN:978-4-04-681456-2
僕の妻は感情がない 05
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生まれてきた役割を果たそうとする者達
2022/08/23 12:34
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投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「私はロボットが鉄くずだと思うことはありません 大切な目的をもって生まれてきて果たそうとすることには価値があるからです 結果的に果たせなくても 捨てられても 壊れたとしても それは変わりません」
今回は本当にこれに尽きるというか、ミーナは映画で料理するネズミを見ても、主人の最期の願いを果たし続けるサツキさんを見ても、勇さんからロボットの存在意義を否定されても、一貫して生まれてきた役割を果たす者達に敬意を表し、自分自身にも誇りを持ってるんだよね。
ミーナの考える心とは、感情とは、「長い時間をかけて獲得した」「現代にそぐわないプログラム」「非合理性の煮こごりみたいな」つまり人間特有の『感情』という何かがあることは認めているけど、その重要性は人間の錯覚に過ぎないと。
そして人間の作るロボットにも錯覚、差別、不合理な思考は生じ得る。
今回は役割を全うできず悩み苦しむロボット達が何体も出てきて、読者の思考を深め、感情を掻き乱してくれる。
ああこの不合理よ!何も無い所にどうしようもなく物語を見出してしまう、この人間の間違ったプログラムよ!最高だ!
それはそれとして、自分の指を発見したマモルくんの反応が人間の幼児そのもので可愛い過ぎる。これも最高かよ!
少しづつ良くなってきた
2023/05/03 02:39
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投稿者:MTB84 - この投稿者のレビュー一覧を見る
段々と話に厚みが出てきて重いテーマ:人類とAIロボとの共存、共生のあり方を問いかけるような話まで出てきた。飽きさせずにここまで引っ張ってくれた感謝