天のプラタナス 22巻

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投稿者：♂猫Junn-Junn　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この第22巻は、Game 87.～Game 91.(第87～91話)を収録。
この作品「天のプラタナス」は全28巻なので、逆算すると、というか結果的には、
今巻から最終巻第28巻までが、今作品の最後の一連のエピソード群になる、その始まりの巻。

激闘終えて球場からの帰途に就く両校の光景でも、
器の大きさと気遣い見せた美朝監督、心救われた舞剣神谷監督。

そんな美朝監督にも、大きな心痛悲しみ展開。
一方、夏生は、シニア時代の先輩で育ての親的恩人でもある超進学公立校小豆沢高校の葉橋躍からの訪問を受け、
暫し想い出話等談笑応対。

元婚約者加山の不慮の交通事故緊急入院意識不明重体の件で、病院で回復を祈り続ける美朝監督…
それ故、その乱れた精神状態では、監督は出来ない…という事で、
監督代理が任命された件。

舞剣の投手3人組も、浜鹿の強化合宿に助っ人に来てくれた件。
そしてやはり、あの守備練習他を見て吃驚ww

次の準々決勝の相手は、名門礼弁が超進学校小豆沢を倒すだろうという大方の予想を覆し、
葉橋達が夏生を訪問時に予告していた通りに、小豆沢が勝利し対戦決定した件。

試合開始整列時、先輩葉橋が夏生に語りかけ、互いに悔いなく全力で戦おうと誓い合う光景。

やる気ない監督代理と、対戦相手小豆沢の老監督に因縁があった奇妙で驚きの再会対話光景。

先攻の浜鹿が、独自開発バント技で先頭打者出塁…ソレに対して小豆沢守備陣が取った守備体形は?!
と球場全体が驚きに包まれた所で次回へ続く王道的高校野球漫画第22巻…
今作品内での都立浜鹿高校最後の激闘顛末を、ココから最終巻第28巻まで、またじっくりと、
楽しみながら読ませて貰おうと思います。