ブックライターの読書法 本を書く人がしている自分のスキルを上げるための独特な本の読み方。
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))【書籍説明】今まで多くの方々のブックライターをやらせていただいた。そ...
ブックライターの読書法 本を書く人がしている自分のスキルを上げるための独特な本の読み方。
商品説明
さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
今まで多くの方々のブックライターをやらせていただいた。
そのような仕事をやるくらいだから多くの書籍や雑誌を読んでいるのだろうと思われがちだが、現実のところそんなに読み込んではいない。
むしろ学生時代のほうがよく読んでいた。
また、ブックライターをやり始めてから読み方が変わってきた。
どうしても仕事がらみの読み方になってしまうのだ。
もともと読むのが遅いので、同じ本でも人の2倍かかることがある。
本来の仕事は書くことなので、読むことに時間を割くと焦燥感に駆られてしまう。
そのうち完璧に読み終えるのではなく、効率よく読む方法を身につけていた。
そして、本の選び方も変わった。
好きな本や興味のある本よりも、仕事につながりそうな本や役立ちそうな本を選ぶようになっていた。
そのため読書好きの人とは一線を画す読み方をしている。
読書家のための読書法ではなくブックライターとしての本の読み方、もしくはブックライターをやりたい人の参考になればと思っている。
いわば本書はブックライターとしての「インプット&アウトプット読書術」。
いかにしてその方法を身につけ、それをどう仕事として発揮するのかを述べさせていただいた。
【目次】
仕事をする前に読む本の選び方
「見出し」の重要性
完読をしない読書法
本を読むのが面倒だと思ったら……
心に刺さる言葉を見つけ自分のものにする
読書で自分のスキルを上げる
自分の本を読むことで次回作に自信を持てる
仕事に生かせるジャンル別の読書法・1
仕事に生かせるジャンル別の読書法・2
仕事に生かせるジャンル別の読書法・3
発想の転換術を使う
人気のある著者と仕事を続けるためには
面白い本に出会えると良い意味で嫉妬する
【著者紹介】
竹下裕家(タケシタユタカ)
面白いこと、楽しいこと、珍体験が好きで、趣味をそのまま仕事にしてしまったフリーライター。
80年代アイドルを中心に多くの芸能人をインタビュー。
以降、医療・健康・美容・コスメ・心霊・アダルト・漫画原作・学校機関誌・企業社内報など多分野にわたりライトな執筆・取材活動を行う。
自著だけでなく、ブックライターとしても多くの書籍に関わっている。
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読書法と聞いて想像する内容とは異なる
2023/10/02 20:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好きのカメ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読書法、とタイトルにある本を読む人は大体マジもんの読書家だと勝手に思う。出来るだけ読める本の数を多くしたいと速読法の本を読んだり、本の内容を覚えておくために読書ノートの付け方の本を読んだりするような感じ。
『ブックライターの読書法』とある本を読みたいと思う人は、先に書いたような読書家や、他のブックライターがどう本を読んでいるか知りたいブックライターが多いんじゃないかな。どういう人がこの本を読んで参考になるか、この本が気になっている人向けに結論を出すと、確実に後者向け。
読書法については、大体こんなことが書かれていた。
・目次にこだわっている
ブックライターとして、目次や見出しにこだわって本を読んでいる。それは筆者がライターとして見出しの付け方に苦戦していたから。
・著者よりも編集者のことが気になる
文章を書いた人のセンスや、編集者の構成力が作品の中身よりも気になると感じているらしい。
大まかな内容は、筆者が自分の読書の傾向、癖について語るというもの。タイトルに読書法、と書いてあるが、「本を読むときにこうするべきだ」といった普通に想像するような読書法が書かれているわけではない。
批判ばっかしてても説得力に欠けるので、面白かったことを一つ。ブックライターの中には、奥付を本を選ぶときに参考にする人もいるらしい。奥付に書かれている編集協力者はブックライターのことで、誇りをもって書いている人は必ず名前を記載しているからだそうだ。家の本をいろいろ探してみたが、奥付に編集協力者が書かれている本は見つからなかった。流石に家中の本の奥付を見る気にはなれないが、書店に行ったときに見つけられたらラッキー、という気分で今後過ごそうと思う。